いいともやMステ等での司会者としてのタモリさんしか知りませんでしたが
最近ブラタモリという番組を見てタモリさんてなんて博識なんだろうと
感心していました。
そこで「タモリさん」とタイトルがつく本書を読んでみました。
人の悪口を言わない、過度の期待をしない、仕事を楽しむ、尊大にならない等
もっともと頷ける内容でした。
ですがこれってタモリさんではなくても一流と呼べる人にはたいてい当てはまると思います。
タイトルだけ見るとタモリさんについて書かれている本のように感じられますが
名前だけ借りた自己啓発の本です。
著者は執筆にあたってタモリさんのインタビュー記事をたくさん読まれたそうですが
直接会われたことはないそうです。
インタビュー自体は10年以上前の週刊誌からの引用が大半です。
それを著者が自己流に解釈しています。
しかも度々自分とタモリさんの考え方は似ている、と書いています。
これは自分とタモリさんは同種の人間、だからこの本に書かれていることは正しい
と強引に説得力を持たるよう誘導しているように感じました。
この本に書かれているのは芸能界という浮き沈みの激しい世界では有効でしょうが
会社勤めの一般の方がそのまま実行するとただの痛いカンチガイの人になってしまいます。
タモリさんはあくまで自然体でタモリさんなのです。
もっと人間性を良くしたいと思われる方は一度もあったことのない有名人について
自分勝手に解釈して書かれた本ではなく
古くても自分自身の体験に基づいて書かれた本を読んだ方が勉強になります。