内容紹介
厳しい父親に反発して船に乗って家出をした東方院行人14才。うっかり船から落ちてしまった彼は100年に1度の大嵐にあい、5日間の漂流の末、ここ“藍蘭島”に流れ着いたのだった。もともと“藍蘭島”は約130年前にヨーロッパ留学帰りの船が難破し無人島に流れ着いた人々が、乗っていた船の名前から名前をつけ生活をはじめた島である。島の周りを囲む激流のせいで船での外界との行き来が出来ないため、島民は電気も電話もない昔ながらの生活をしていた。ところが12年前、島恒例の「漢(おとこ)だらけの大船釣大会」中に100年に1度級の大波が島を襲い、島から“男”がいなくなってしまい“女性だけの島”になってしまったのだった。そこに12年ぶりに東方院行人=男が流れ着いたせいで島は突然のパニックに!そんな状況に巻き込まれても常に前向きで芯の強い主人公・行人と、ピュアな女の子たちが繰り広げる、とにかく明るい「ガールズ・ポップ・コメディー」です!!
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藤代健のコミックを原作に、女しかいない島に漂着してしまった少年・行人(下野紘)のうらやましすぎる受難の日々を描いたラブコメTVアニメーションのDVD第9弾最終巻。第二十四話「流れついて、瓶詰」第二十五話「鍛えて、へなちょこ」第26話(最終話)「飛び出して、藍蘭島」の3話収録。すっかり島の生活に慣れてきた行人だが、海岸に流れ着いた瓶詰の中の手紙から、行人の妹・美咲(清水理沙)が彼を探そうとして海で遭難したことが発覚。行人は妹救出のため島から出ようとするが、彼にずっといてもらいたいすず(堀江由衣)は……。いよいよ最終エピソードとなったが、いつもながらのドタバタに加えて東西南北の主たちとの戦いの中、従来以上にすずの繊細な心理がよく描けており、作画も気合が入っていて実にすがすがしい仕上がり。シリーズ全体としても、開巻早々はドタバタの勢い任せといった感はあったものの、次第に落ち着いてくるとともにギャグのツボもはまりやすくなり、小品だが気持ちのいい作品になりえていたと思う。続編ができてもおかしくない結末なので、そちらも期待したいところ。(増當竜也)