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ながい坂 (下巻) (新潮文庫)
 
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ながい坂 (下巻) (新潮文庫) [文庫]

山本 周五郎
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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登録情報

  • 文庫: 555ページ
  • 出版社: 新潮社; 改版 (1971/07)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4101134189
  • ISBN-13: 978-4101134185
  • 発売日: 1971/07
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
人生そのもの 2006/8/11
By 平和 トップ1000レビュアー
形式:文庫|Amazonが確認した購入
私は今年35歳になります。ちょうどこの本の主人公と同じ年齢層です。受験戦争を勝ち抜くために頑張った中学・高校時代。そして何とか有名私立大学に入学できたとたんにはじけたバブル。就職氷河期のなかやっと会社に入社し、ガムシャラに働いて中堅クラスになったものの、平成不況の影響で新入社員を採用していないため業務量は増えるばかり。たまに何もかも投げ出したくなることがあります。本書の主人公と与えられた環境や境遇は違いますが、何となく私は自分の今までの人生と照らし合わせて同感する部分が多かった気がします。そしてこれは私だけでなく、どの世代でも日本のサラーマン全員に共感できる部分があると思います。本書の最後は長い人生という上り坂の頂上で到着しません。どちらかというとふっと後ろを振り向いたら思いがけず長い上り坂を登ってきたことに気付くといった感じです。そしてこれからももっと長く急な上り坂が目の前に続いています。しかしそれは悲壮感ではなく今までも頑張ってこれたのだから、これからも頑張るぞ!といった希望感に近いものです。人生の中間点的な35歳から40歳の人にとって、この本は何となく勇気を与えられる薬になるのではないでしょうか?
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By パンタロン VINE™ メンバー
形式:文庫
 上巻の疾走感は段々となくなり、主人公の三浦主水正は「善と悪」というものが表裏一体のものであり、どちらが悪いということがいえないことに悩みます。
 これは周五郎の作品ではよく見られることなのですが、「法と掟」などと言われたりもします。答えの出ないことだけに疾走感がなくなってしまってはいますが、後半の佳境からの出来事には爽快感が蘇り、ラストへ続きます。読後感は言うことなしの仕上がりにはなっていますが、やはり煮え切らないことも多い。
 このテーマのおいて、誰もが納得する答えを出すことが不可能だと言うことが強調されているのではないでしょうか?それが作者に多大なる疲労をもたらしたと考えてもいいと思います。
 しかし、この文量の大作をここまでの完成度で仕上げる周五郎の力には舌を巻くばかりです。山本周五郎最高傑作であると僕は思います。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
友人から薦められて読みましたが、今の自分の境遇とオーバーラップされて感激しました。
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最近のカスタマーレビュー
娯楽性・人情味と作者の思惟とが融合した傑作
下巻は主水正の30歳以降の物語である。上巻における、"人は何のために生きているのか"という真摯なテーマは継続したまま、作者得意の人情風味を加えた情緒溢れる作品に仕... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: 紫陽花
究極のツンデレ
本筋とは直接関係無いのですが、奥様つるとの関係が面白かったです。

今で言う究極のツンデレ、しかも相当溜めに溜めたツンだけに、... 続きを読む
投稿日: 12か月前 投稿者: ソライロ
だれしもが坂と気づかぬ坂を登り続けている
会社の上司に薦められ通読しました。

読み終わったぞ

完読したときに頭にパッと浮かんだ言葉。... 続きを読む
投稿日: 2010/2/3 投稿者: せぷたか。
読みおえて良かった
今まで何度も挫折して読了出来なかっただけに、感慨ひとしおです。主人公の三浦主水正の半生を通して、人の世とは如何なるものか、人情とは如何なるものかを知ることが出来ま... 続きを読む
投稿日: 2007/2/24 投稿者: ポリ銀
池波正太郎とも、藤沢周平とも違う!
見事に上巻が「起・承」で下巻が「転・結」でした。

主人公の主水正には、いつも重い荷物と孤独の影がつきまとう。... 続きを読む
投稿日: 2006/11/3 投稿者: 特別代議員
重い、俺には重すぎる....
主人公、主水正の言葉です。まさしく、この小説は思いのです。家康の言葉みたいに(人生は重い荷を背負ってながい坂を上るようなもんだべ)劇的な要素も痛快なエピソードも少... 続きを読む
投稿日: 2004/1/28 投稿者: すずぱぱ
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