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13 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ココロにゆとりのカタログ,
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レビュー対象商品: ないもの、あります (単行本)
この本は、小説ではありません。エッセイでもありません。 もちろんルポルタージュでも学習参考書でもない。 強いて言えば、まぁ一種のコラム?見る目で見れば慣用句辞書かも? でも、やっぱりこれは、「商品カタログ」なのです。 そして、あまり普段は使っていない、「口車に乗せられた!」とか言ってみたくなってきてしまう。 実用書でも小説でもないので、ジャンルは本当に分けにくいですが、 小さなユーモアに自分がココロにゆとりを持ったような、そんな気分になれる本です。
33 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
世界一魅力的な商品目録,
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レビュー対象商品: ないもの、あります (単行本)
「ないもの」とは、決して「漢字伝来前の日本の文字」などというものではない。もっと日常的に接している筈なのに、「ない」ものたちだ。しかしどの商品も魅力的で、おそらくあらゆるコレクターが入手したくなるであろうものばかりだ。商品説明のような注意書きは、ときとしてドキリとさせられる。だがそれは「左うちわ」や「思う壺」といった「ないもの」を入手するための当然のリスクとも言える。
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
人間を観察する眼のありか,
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レビュー対象商品: ないもの、あります (ちくま文庫) (文庫)
爆笑しながら あっという間に読了した。確かに日本語には「語り草」「堪忍袋の緒」「一筋縄」「思う壺」という言葉がある。 これら「存在しないもの」を 言葉に仕立てあげて 何かの喩えに使うのが日本語である。 それでは それらが実際に存在するものだったら どんなものなのか?それを考えついた段階で 本書の無類の面白さが広がっていく。 読んでいて 「そうそう」と頷かせるものがあるとしたら これは著者の 人間を観察する眼の確かさにある。実際 本書を読んで得られる「笑い」とは ある意味で 人間を見る その見方に起因している。 この本は言葉遊びの本かもしれないが それだけでは到底片づけられないものがある。それは人間への洞察力に他ならない。その鋭さと 一種の優しさが 本書を非常に香ばしい一冊に仕立てている。僕は そう考える次第だ。
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