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ないないづくしの起業術 (中公新書ラクレ)
 
 

ないないづくしの起業術 (中公新書ラクレ) [単行本]

大和田 聡子
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

幻の国産小麦を求めた著者は農家の人たちや職人などと巧みな人間ネットワークをつくり、現代的なツールも駆使。平凡な主婦のひとり起業のドラマと、そこで得た知見の数々を本書は伝える。

著者からのコメント

「なにか」をはじめたい方、「なにか」をみつけたい方へ、たくさんのヒントを書かせていただきました。
「お金もコネも技術もない」ひとりの主婦が、子育てしながらワインの資格をとってパン屋になって・・・父の手がけた幻の小麦を守るため、岩手の農家と小麦の栽培契約をかわして農業ビジネスに携わったり、姉妹店をつくったり。基本は小さなひとりパン屋だけど、キーワードは「つながり」と「継続」。そんな私を「わらしべパン屋」と呼ぶ人も。
けれど、きっと誰にでも「わらしべ」はみつかるのです。「はじめたいときがはじめどき」です。

登録情報

  • 単行本: 239ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2010/12)
  • ISBN-10: 4121503732
  • ISBN-13: 978-4121503732
  • 発売日: 2010/12
  • 商品の寸法: 17 x 11 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 335,658位 (本のベストセラーを見る)
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By サトマン トップ1000レビュアー
父親が開発した岩手県産の小麦【コユキコムギ】を上質なパンにして皆に味わって欲しい。そんな著者の想いがページの端々から漂い、こころが温かくなるような1冊でした。

本書は美味しいパンを作りたいという方にも、また地域に根差したお店を作りたいという方にも参考になるでしょう。
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By Katsuya
何もない状況のいち主婦である著者が自宅でパン屋を起業するまでの道のりを綴った本です。

家で小さくパン屋をはじめて、それから大きくしていく間におこる葛藤や悩みなどが生生しくて自分のことのように思えた。この本を読んで感じたことは、起業をするに当たっては勢いは必要だなと思った。起業しても思い通りにはいく保証はない。その度に悩んで色々な人に相談して解決して、そうしてお店もそして自分も成長していくものだと感じた。

そしてもうひとつ「こだわり」も必要だと思った。こだわりがなくただ、お金を稼ぐという起業家もいるしそれも否定しないが、この著者の父親が残した「コユキコムギ」を使うというこだわりがあったからこそ、ここまで成功したのだと思う。

起業したいけど、ちょっとまだ準備が・・・とか思っている人の背中を少し押してくれるようなそんな本書です。

本の後ろ半分はパンに関する知識やパンの作り方などが紹介されていた。パン作りに興味ない私はサラッと流したが、パン作りに興味ある人には勉強になると思う。
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タイトルにある「起業術」という言葉から、いわゆるビジネスのHow to本を想像したとしたら、拍子抜けするかもしれません。

起業するための、ノウハウ本というよりは、一人の主婦が、何もないところから手探りで始めた、「ひとりパン屋」、そこから広がっていった世界を通して、「小さいままでもできる」仕事のヒントを教えてくれる本です。

著者は、かつて自分の父が開発した「コユキコムギ」に再会し、そのおいしさにあらためて気づかされます。こんなにおいしいパン用の国産小麦があるのだから、コユキコムギで作ったパンを食べてもらいたい、もっと知ってもらいたい・・・、「コユキコムギ」のパン作りにのめりこんでいった著者は、とうとうパン屋を開くことになります。
ただし、子育てをしながら、無理をしないで、しかし、きちんと責任を持ってできる仕事のカタチを考えた結果、週末だけの「ひとりパン屋」という形態に落ち着きます。

なんとか軌道に乗ったと思った矢先、製粉会社や農家の事情から、「コユキコムギ」が翌年から手に入らないかもしれないという、大ピンチにみまわれます。他の小麦に切り替えてパン屋を続けるべきか、それとも、コユキコムギにこだわるのか・・・。

その時、著者が自問したのが、「なぜ、自分はパンを焼くのか?」ということでした。
「自分が何をやりたいのか、何を大切にするべきなのか」
その結果、パン作りを始めた動機は、「コユキ」のパンを食べてもらいたいということだった、と思い至ります。

かくして、「コユキコムギ」にこだわり続けた著者は、手を尽くして「コユキコムギ」を作ってもらえる農家を探しだし、なんとかパン屋を続けることができたのです。そして、その時知り合った農家とのご縁から、新しい展開も生まれます。

この本は、熱意を持ってあたっていけば、自然と人のつながりが生まれ、それまでには思ってもみなかったネットワークが広がっていくということを教えてくれます。
「ないないづくし」でも、熱意とやる気さえあれば、道は開けるという「わらしべパン屋」のお話です。

読むことで、何かを始めたい人は多くのヒントをもらい、パン好きの人は、この著者が作るパンを食べてみたくなることでしょう。
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