本書は小学館の小学4年生2月号から小学5年生2月号まで全13話連載された漫画の単行本です。
「2巻」と銘打っていますが共通しているのは、
主人公が小学4年生の「つぼみ」という名前の女の子という点だけです。
まあ一種のパラレルワールドと思って下さい。
扱う題材は初めてのブラ選びとか、初潮とか、男の子と女の子のほのかな恋心とか、
保健体育の授業で赤ちゃんはどこから生まれてくるのかのビデオを見たりとか、などです。
性教育漫画とこの漫画は呼ばれているようですが、
大の大人が見ると性教育のサワリのそのまたサワリといった程度です。
今回の「つぼみ」には赤ちゃんの時に死に別れた「縁」という名の双子の兄がいて、
地球人の種族保存本能を調査にきた宇宙人が「生きていたならこんな感じの年恰好の『縁』」として登場し、
周りの人の記憶を操作して「つぼみ」と同居します。
ある意味残酷な事をする宇宙人だなあと思いました。
『縁』が地球を去る時、素敵なサプライズがあるのが救いです。
性教育漫画ではなく、やぶうち優先生の漫画のひとつとして読んで欲しい1冊です。