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ないしょないしょ―剣客商売 番外編 (新潮文庫)
 
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ないしょないしょ―剣客商売 番外編 (新潮文庫) [文庫]

池波 正太郎
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

越後、新発田の剣客・神谷弥十郎の道場で下女として働いていたお福は、主人が暗殺されたため、下男の五平と一緒に江戸へ出る。が、新しい主人の御家人・三浦平四郎も、そして五平も、神谷を殺した無頼浪人の凶刃に倒れる。三浦に手裏剣の手ほどきを受けていたお福は、三浦の碁敵・秋山小兵衛の助太刀をえて、見事、仇を討ち果たす。数奇な運命を背負った女の波瀾にとんだ成長の物語。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

池波 正太郎
1923‐1990。東京・浅草生れ。下谷・西町小学校を卒業後、茅場町の株式仲買店に勤める。戦後、東京都の職員となり、下谷区役所等に勤務。長谷川伸の門下に入り、新国劇の脚本・演出を担当。1960(昭和35)年、「錯乱」で直木賞受賞。「鬼平犯科帳」「剣客商売」「仕掛人・藤枝梅安」の3大シリーズをはじめとする膨大な作品群が絶大な人気を博しているなか、急性白血病で永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、 文庫 版に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 343ページ
  • 出版社: 新潮社 (1992/06)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4101156638
  • ISBN-13: 978-4101156637
  • 発売日: 1992/06
  • 商品の寸法: 18.9 x 12.8 x 1.9 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 633,233位 (本のベストセラーを見る)
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
剣客商売の番外編であるこの作品は、お福という女性の波乱にとんだ半生を描いています。秋山小兵衛は最後のほうに出てきます。したがって、小兵衛ファンには少し物足りないかもしれません。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:文庫
池波正太郎と言えば、鬼平シリーズをはじめ、剣客商売、梅安シリーズが有名だが、この本「ないしょないしょ」は数少ない「女性」が主人公なのである。その主人公「お福」は、波乱の人生を送るのだが、その主人公を助けるのが若き日の秋山小兵衛というところが池波ファンならたまらない設定であろう。 もし、池波正太郎を知らない人で、「ないしょないしょ」を読み始めるのなら、剣客商売をまず一通り読んでから読まれることをお勧めする。なぜなら、秋山小兵衛は「剣客商売」の主人公でもあるからである。またこの本は、一女性を主人公にしたことでより身近に感じられる存在となっている。それゆえに、読み終わったあとは何とも言えない悲しさが込み上げて人生のはかなさが身にしみる。しかし、それと同時に「お福」の逞しくもしなやかな人生に、元気がわいてくるのである。そこが池波正太郎の不思議なところであり、魅力なのである。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By aquatio VINE™ メンバー
形式:文庫
実に面白かった。
池波正太郎と言う作者は、剣劇もの、時代物が多いだけに男性を主人公とする作品が多いが、
本作は、池波が表したいくつかの女性を主人公をした名作と言うことができる。
剣客商売番外編とあるように、秋山小兵衛父子を主人公にした名シリーズの関連小説だが、
剣客商売を読まないでも十分楽しめる。そして、剣客商売の(全てではなくとも)1,2作を
読んでおくと、更に更に楽しめる作品である。
新潟は新発田の下女「お福」の数奇な運命を縦軸に、主に江戸の町を飾る剣客、市井の商売人
など、多彩でかつとてもとても人間の出来た人たちの毎日が横軸に織りなしつつ、そこはやは
り番外とは言え「剣客商売」の流れだから、立ち回りアクションありで楽しめる。
人の情と活劇、市井の人々の日々の暮らしと言う時代劇に必要欠くべからざる要素をちりばめ
た実に面白い作品でした。
剣客商売フアンの読者の方々も、登場場面は少ないながら、肝心要のところでこれはと言う働
きをして下さる秋山小兵衛に、思わず「待ってました!」と声を賭けることでしょう。
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