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さらには、逃げ出す脳がでてくる。実は人間そっくりの異星人がいる。生体コンピュータに改造されたアメフラシが出てくる。
と、記憶や人格が曖昧になるギミック満載。
これがP・Kディックや神林長平なら、本当の自分や本当の世界を求めて四苦八苦し、その中で現実だと思っていた悪夢の幻想が崩壊し、さらなる悪夢へと進んでいくだろう。
だが、この「どーなつ」に出てくる登場人物たちは、突き進まない。行動がのほほーんというか、もはやパーソナリティまでのほほーんとしている。 ノスタルジックな世界の中で、曖昧な自己を 曖昧なまま受け入れている。 本当の自分など探さないで癒される奇妙な味の傑作。
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