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どん底<普及版> [DVD]
 
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どん底<普及版> [DVD]

三船敏郎, 山田五十鈴, 黒澤明 DVD
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
参考価格: ¥ 3,990
価格: ¥ 3,165 通常配送無料 詳細
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登録情報

  • 出演: 三船敏郎, 山田五十鈴, 中村鴈治郎, 香川京子, 千秋実
  • 監督: 黒澤明
  • 形式: Black & White, Color, Dolby, Subtitled
  • リージョンコード: リージョン2 (このDVDは、他の国では再生できない可能性があります。詳細についてはこちらをご覧ください DVDの仕様。)
  • 画面サイズ: 1.33:1
  • ディスク枚数: 1
  • 販売元: 東宝
  • DVD発売日: 2007/11/09
  • 時間: 125 分
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • ASIN: B000UH4TSW
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: DVD - 29,941位 (DVDのベストセラーを見る)
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商品の説明

内容紹介

【黒澤明DVDコレクション】
*映像特典を簡素化・お求めやすい価格でリリース!
(THE MASTERWORKSシリーズとは別商品です。)

帝政ロシアを舞台にしたゴーリキーの名作戯曲を江戸時代の長屋に暮らす貧しい庶民の生活に置き換えた無骨な人間ドラマ。

内容(「キネマ旬報社」データベースより)

黒澤明が帝政ロシアを舞台にしたゴーリキーの戯曲を映画化した骨太のドラマ。設定を江戸時代の場末の棟割り長屋に置き換え、貧しい庶民たちの悲喜交々の人生模様を描く。複数のカメラで撮り上げるマルチ・カム方式による黒澤演出が頂点を極めた作品。

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黒澤監督は、いつも原作を超えてくる。
「生きる」よりも、人生に必要なものを深く描いた。
だけど、それを持ち続けるのは、いかに困難なことか。
風の音が、胸の隙間に染みいる喜劇。

どん底に希望が訪れた。

おかよは、希望を持っていた。
しかし、人が信じきれず、どん底から姿を消した。
行く先は、わからず。

捨吉は、希望を信じきれずにはいたが、
希望にかけて行動した。
罪を犯し、どん底から消えた。

役者は、希望を信じてはいたものの、
行動できず、命を絶った。

他の人間は、希望を嘘だと思い、
どん底に居座った。

それぞれの反応。それぞれの生き方。

さて、捨吉はどうなったのか?
そして、おかよはどこへ行ったのだろうか?

「また苦しむために良くなるのかい?」
「だって、まだもう少し生きていたいもの。」
「あの世に苦しみがないのなら、この世で、もう少し辛抱してもいいよ。」

「この世で嘘が悪いとばかりは限らねえよ。また、真がいいとばかりは限らねえ。」
「真に心中立てして、自分の首を絞めるなんてバカな話さ。」

「本当かもしれねぇ、だが、本当じゃないかもしれねぇ。」
「本当か嘘か、確かめに行ってみたらどうかね?」

「やい、阿弥陀様はいるのか、いないのか?」
「いてほしい人にゃ、いるだろうさ。」

「このまま右肩下がりで、沈んでいくのが、ありのままじゃねえか!」
「うるせぇ!おめえの嘘っぱちも、こいつのありのままも、勝手にしやがれ。」

「あの野郎、どこかにいい場所があると言いながら、そこがどこだか教えねえ。」

「それがわからないから出かけるのさ。」
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By ともぱぱ 殿堂入りレビュアー トップ50レビュアー VINE™ メンバー
1957年発表の白黒映画。ロシアの作家ゴーリキーの同名の戯曲が原作。原作の複雑な男女関係は忠実に移植され、物語の中核となっているが、まさにどん底の日々の暮らしを過ごす男女の希望と悲嘆が交錯する群像劇と捉えるべきだろう。黒澤監督が戯曲を映画化する場合、全く原作が戯曲であることを忘れさせる作品(蜘蛛巣城等)もあるが、本作は舞台劇のように、長屋(というかちょっと大型の小屋)の中であれ、戸外であれ、狭い空間で物語は展開する。そして、俳優たちは長屋のおんぼろの戸から出入りを繰り返す。この戸は外=希望、貧困からの脱出と内=あきらめの境界を象徴する。物語の進行とともに実際に外に出て行く人と内に残る人に分かれていくが、長屋の人々に今の境遇から脱出する=外に出ることを勧める、昔は悪いこともしたらしい旅の巡礼(?)の老人・嘉平役の左ト全がいい。なるほど、何かといえばどっかへ行けと言い、そのくせ、そこがどこか教えないのかもしれないが、長屋の人たちの嘘かも知れない話を聞いてやり、ポジティブな方向に考えるヒントを与える。私にとって本作は左ト全が一番印象に残る映画だ。
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昔(1980年頃)、名画座(並木座や文芸地下)でよく黒澤映画を観ていたが、なぜかこの「どん底」は滅多にかからなかったことを覚えている。恐らく観客受けしにくい映画だたからではいかと思う。

物語は救いようのない、江戸の底辺で暮らす人々。観ていてこちらまで救われない気分になってしまった。
黒澤映画というと、初期のヒューマニズム(「酔いどれ天使」や「生きる」)、その後のダイナミックな時代劇(「用心棒」等)、シリアスな現代劇(「天国と地獄」等)があるが、この底辺のペシミスティックでニヒリスティックな部分もまた、まぎれもなく黒澤監督の一部なのかとも思うし、後の「どですかでん」につながる部分もあるのではないかと思う。

観ていて面白い!とか感動する!という映画ではないが、黒澤明という監督の心のある部分を知る、という点では重要な作品なのかも知れない。

山田五十鈴の演技は抜群にうまいと思う。
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