以前から著者の本が気になっていて、初めて今日帰りの新幹線に乗る前に買いました。『社長力』というタイトルを見て、一部の経営層向けかと思いきや、管理職のみならず一般職にも是非読んで欲しい内容で、私が読んだ本で今年一番の傑作でした。中身は組織を動かし運営していく上での原理原則を'@ストラテジー力、'Aマーケティング力、'Bヒューマンリソース・マネジメント力、'C会計力、'Dリーダーシップと人間力、に分けて説明しています。しかも各目次ごとに、例えば「ES」よりも「CS」、「和気あいあい」よりも「切磋琢磨」と言う様に対にして説明しているところが非常に分かり易く、一気に読めます。我が社の社長の仰っていることと非常に似通っており、個人的には多くの「学び」がありました。一番印象に残っているのは、一番初めの「管理」よりも「方向づけ」が経営者には必要ということ。経営=管理という多くの人間の誤解を指摘しており、思わず膝を打つ原理原則がこの本にはあります。
今日のような不況だからこそ、この本のように原点に立ち返って仕事をすることの意義を痛感させられます。