この本は僕が日本語能力試験(JLPT)を受けるのに役に立ちましたし、現在職業翻訳者としても大切な参考書です。JLPT1級の文法セクションのためにこの一冊のみ使いました。店でこの本を立ち読みしたら、これだけで勉強すれば大丈夫だと確信しました。項目は1級と2級に別けており、必要なところに集中できます。2級だけ受けようと思っていらっしゃる方は、この本が勉強に苦を感じさせないで、今度1級にも挑戦!という気持ちが湧いてきますよ。まあ、少なくては文法セクションはね(笑)。今の翻訳活動では、主文法参考書となっています。例文と著者の注釈を読んでいるうちに、ある項目の本質および用法を発見します。そして、適切な訳出・翻訳としては自分の判断で決められます。挙げられた文型と一緒によく使う単語なども見えてきます。辞典は、翻訳のアイディアとして使えますが、あくまでも限られた発想しか得られません。また、上級文法項目は辞典で探せにくいものが多いです。総合的な知識を高めるのに集められる文法参考本がいくつかありますが、この本は基盤となります。分り易くレイアウトされ、簡潔すぎず、包括的なので、五つ星です。値段も気に入りました。実は、値上げしてもいいと思います(笑)。