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22 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
涙がでそうになります,
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レビュー対象商品: どんなかんじかなあ (大型本)
目が見えないって、どんなかんじかなあ?耳が聞こえないって、どんなかんじかなあ? ひろくんの価値観は、とってもまっさらで、歪められていない。 だから、私のようなおとながこの本を読んでみると、「はぁっ」とため息が出てしまうほど、ものの見方が180度、違う。 障害について、ハンデである、と一方通行と判断を下すのではなく、ひろくんは、まず、その人になってみる。 目の見えないこのように、目を閉じてみる。 耳の聞こえない子のように、耳をふさいでみる。 そして、いままでは知らなかった、あたらしい世界の存在をしる。 ひろくんのことばは、真っ直ぐだ。うそがない。 そして、最後に、ひろくんがどうして学者さんのようにものを考えられるのか、そのひみつが明らかになる。 素直に、涙が出る作品。 「〜してはいけません」という押し付けの常識や、教育よりずっと、 じんじんと心に響く作品。おすすめです。
21 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
何より意欲を買って欲しい,
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レビュー対象商品: どんなかんじかなあ (大型本)
また、千夏さんの新作が出たということで、早速買ってみました。読み終わって、うーん、と考えてしまいましたね。もちろん、障害が題材になっているというのは知っていましたが、こういう仕上げになっているとは、思いもよりませんでした。絵本というのは、明るく楽しい話が多いものですが、世の中には辛い話も悲しい話もいろいろありますし、子ども達も、そういう話に接したり、自ら経験したりしながら、精神的に成長していくものだろうと思います。 この本は、障害を辛いもの、悲しいものとしては描いていません。ですが、それぞれ様々な障害を持った友達の身になって考えてみるというこの本のテーマは、人の痛みを知ることの大切さを、子ども達が感じられるような表現で描き出していると感じました。 絵本という分野で、子どもと障害の問題に正面から踏み込んでいった千夏さんの意欲に、市民運動家としての心意気を感じました。子どもには、ちょっと難しいかもしれませんが、それでも何かは学び取れるものと思います。あと、和田さんの絵も、シンプルだけど、とってもステキです。
13 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
私にとっては思わぬ結末だった。,
By 紺碧の飛行人 (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: どんなかんじかなあ (大型本)
途中まで読んだ正直な感想を述べさせてもらうとすれば「ありきたり」とでしたが、思いもよらぬ結末が本書の評価をぐっと上げました。最後の数ページを除いては、障害をテーマにしたよくある絵本的な展開が繰り広げられていました。主人公の男の子は障害をもった子の気持ちになって様々な行動を繰り返しますが、その行動を見て、「所詮、障害のある子どもの気持ちはその子にしかわからない、もしそのような行動が逆に障害を再認識させる事になり、ショックを与えるならば、絵本に載せるような題材ではない」とそう感じました。絵本の中の障害のある子どもが皆、主人公に対して肯定的な態度を示していたのもその原因の一つです。本書の前半を子どもが真似して、全ての障害のある子にそのような態度をとったならば危険だと思いました。 ですからそれらの考えを覆すだけの力をもった結末には驚かされると同時に、感動させられもしました。そういった意味ではとても印象的な絵本です。 また絵本の中核をなす「絵」も具体的な表現で、何を読者に伝えたいのかがはっきりと伝わってくるようで、日本の絵本に多い昔話風の教訓的なお話には無い良さが本書にはありました。 親と一緒に読むというよりは、本書を読む力をつけた子どもが一人で読んで、その子なりの考えを持つような環境の方があっている気がします。良書でした。
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