「タカハシ ペチカ(ショピン)を中心とした、メンバー11人を擁する無駄に大迫力な楽団、ヒネモス。運動会の鼓笛隊のごとき多数の鍵盤ハーモニカ、リコーダー、マーチングスタイルをトレードマークとしつつも、どっかにありそで、どこにもない国の音楽を奏でる見所、聞き所、突っ込み所満載のサーカス的集団。チューバ、サックス、トロンボーン、フィドル、チェロ、アコーディオン、トイピアノ、のこぎり、多種多様な玩具、ガラクタ等が一丸となって、有象無象を飲み込む独特のサウンドを形成する。」
これは、ヒネモスのホームページに書かれている彼ら自身の紹介です。そんな彼らヒネモスに出会ったのは岐阜山中でのライブ。食事の会のゲストとして招かれた彼らに出会ったのはまったくの偶然そして、この上ない幸運でした。それまで見たことも聴いたこともないその名と演奏風景、そしてサウンド。もう一つほんとに楽しげな彼らの人となり。じわり気になってきて、数日後に手に入れた1stアルバム。繰り返し繰り返し聴き、「父さん、もう中毒ね」と言われる始末。「うん」「あんまり聴くと飽きちゃうよ」「それはいかん…」それで、シャッフルプレーにして聴いてみる。それはそれでまた聴き入ってしまって。それならと読みかけの「誰が小沢一郎を殺すのか?」を読みながらBGMにしてみたりと。幸い何度聴いても今のところ飽きません。とにかくヒネモスのサウンドはすばらしい。郷愁、喜び、やさしさ、不安、寂寥…みんなそこに詰まっている。わたしにとって、青春の日のポール・モーリア、大人になってからの来生たかお、そして、少しくたびれたオジサンになってからのヒネモスと、こう位置付けられる存在になってしまいました。1stアルバム中の曲、どれも気に入っていますが、特に”in bloom”なんかは、しみじみいいなあと感じます。それから、日にちを置かず、2ndアルバム「どっかの国のお祭り」を購入しました。こちらもなかなか。1枚目よりも印象に残る曲が少ないようにわたしには感じらましたが、何度も聴くうちにやっぱり好きになってしまいました。何しろもう大好きになってしまったヒネモスの曲。☆5つです。You Tube でも演奏をチェックできます。
またいつか僕の街にも彼ら鼓笛隊が来てくれないかなあ!