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8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
文庫本になるのを待つより‥‥,
By ろんたつ (新潟県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: どちらとも言えません (単行本)
「延長戦に入りました」に続くスポーツエッセイです(「泳いで帰れ」等の紀行文タイプを除くと)。モノマガジン誌に掲載された前作と違い、今回はNumber誌なので真面目なものかと思ったら、さにあらず。やはりスポーツをおちょくる感じで楽しいです。掲載雑誌の都合上、野球とサッカーにほぼ限定されていますが、両方の種目にそれほど関心のない私でも十分に楽しめます(むしろ、野球・サッカーに熱い人だと頭にくるのかも)。いずれ数年後には文庫本で今より廉価で販売されるのでしょうが、内容がかなりタイムリーなものだけに早く手に入れれば入れるほど楽しめるのかもしれません。実際、発売直後に読んでも2年前くらいのネタだと「あー、そんなこともあったねぇ‥‥」と若干遠い目になってしまいます。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
日本人は,
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レビュー対象商品: どちらとも言えません (単行本)
気楽に、楽しく読める。サッカーにも、野球にもそんなに興味は、ないのだが 読み終わるのが残念、という気になる。 「人に花を持たせられないヤツは、スポーツ界では、 生きていけないのだ。」 という言葉が、なぜか胸にジンと来た。普通の社会でも、 それは、同じなんだろう。私も、人に花を持たせることを 考えれば、もう少し、生きやすくなるかもしれないなと、 教訓まで得てしまった。 星をひとつ減らした理由は、「日本人は・・・」という 言葉が多すぎたことだ。 私たち50歳代の人間の若かった頃、よく聞いた言葉で、 なつかしかった。 今堂々と、日本人は論 を打てる、奥田さんの歯切れのよさ は、爽快ですらある。しかし、「日本人は、お人よしで、交渉 べた・・・」という論は、どうだろう。 私自身は、お人よしで、交渉べた、と思う。が、周りの人間 を見ていると、お人よしでは、ないし、駆け引きが大変 うまい。 現在、《世界一の金持ち国》とまで言われる国は、それなり に、他国から収奪しているはずだ。 その国の人間が「僕たち、お人よしで、交渉がへたなんだよねえ。」 と言ったら、八方から、石が飛んでくると思う。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
この人にしか出せない切れ味!,
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レビュー対象商品: どちらとも言えません (単行本)
スポーツもするし、小説家の目も持っている奥田英朗だから書ける快作。朝青龍の悪役っぷりからワールドカップ予選まで、シニカルに、しかしときには熱い目で語ります。 スポーツしか知らない人にも、文学しか知らない人にもこれは書けない。 暑苦しい運動部を懐かしく語る、おじさん目線のときもあれば、 「やっぱりあれはおかしいよなあ」と若者の目線で見てるときもある。 ビジネスライクな海外のドラフトを好意的に書きつつ、人事に義理人情を持ち込む日本のスポーツも完全には否定しきれない。 そのバランスがいい。 連載中に五十路を迎えたとあるが、文章は非常に「若い」印象がある。 若者には負けんぞ!と踏ん張っているのではなく、元々辛気臭いものを嫌う性格からだろう。 ただし、北京五輪やヨーロッパのサッカー事情など、国際問題と絡めている部分があるので気軽に読めないところもあります。
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