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どくとるマンボウ青春記 (新潮文庫)
 
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どくとるマンボウ青春記 (新潮文庫) [文庫]

北 杜夫
5つ星のうち 4.9  レビューをすべて見る (25件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

18歳のマンボウ氏は、バンカラとカンゲキの旧制高校生活で何を考えたか―。個性的な教師たちと大胆不敵な生徒たちが生み出す、独特の元気と喧騒に身をまかせながら、ひそかに文学への夢を紡いでいったかけがえのない日々は、時を経てなお輝き続ける。爆笑を呼ぶユーモア、心にしみいる抒情、当時の日記や詩を公開、若き日のマンボウ氏がいっぱいにつまった、永遠の青春の記録。

登録情報

  • 文庫: 326ページ
  • 出版社: 新潮社 (2000/09)
  • ISBN-10: 410113152X
  • ISBN-13: 978-4101131528
  • 発売日: 2000/09
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.9  レビューをすべて見る (25件のカスタマーレビュー)
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11 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
青春の輝き 2005/4/17
By くにたち蟄居日記 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
 ドクトルマンボウというと 航海記のほうが有名とは思うが 個人的には この青春記が一番好きである。

 北杜夫の旧制松本高校の高校時代の話であるが 中学生の頃に読んで真剣に旧制高校へ行きたいものだと思った。

 高校受験では大学に進学出来る私立高校にも合格して 親はやんやとそちらを勧めた。が 結局 「旧府立第二中学」であった 某都立高校に進学したのも 本作が大きく影響したことは 今になって思い当たる点である。その都立高校も なかなかバンカラで好ましかったが その間にも 本作をぼろぼろになるまでに読み込んだものである。

 青春という言葉が最近輝きを失っているような気がしてならない この時代ではある。是非 本作が多くの人に読まれることを 40歳になってもまだ青春時代にいるような気がしている (しかし残念ながら)中年の 小生は 祈る。

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17 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By skuld
形式:文庫
よい回顧録の条件の一つは、「描いている時代を読者に感じさせることが出来るか」
ということにあるだろう。
この本はその条件を見事なまでに満たしている。
読者は読み進むうちに昭和20年代前後の時代の雰囲気を感じ取ることが出来るであろう。
また、戦時下の人間の精神状態がどのようなものであるのかということも
精神科医としての視点で説得力をもって描かれている。
「よい回顧録は良質の歴史資料になる」ということを
実証している好著である
このレビューは参考になりましたか?
26 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
何と言う回想記であろうか!徳川幕府を倒した明治政府は、その国運を賭けて学制を発布し、西欧の科学と技術の導入に懸命に成った。それには、西欧の文明の包括的な導入が必用条件であり、その為に初等、中等、高等教育の為の学制が打ち出された。

旧制高校とは、初期に高等中学校と称され、帝国大学への予備課程として後に高等学校と称された。戦後の学制変革により、名称は戦前と実態が異なるものとなった。今の様に、学制は単線ではなく複線であった。尋常小学校が四年、高等小学校が三年、その上に尋常中学が五年、その上に、各、高等専門学校と高等師範及び旧制高等学校があった。

今の高等学校は、戦前の五年制尋常中学校の過程と一部重なる、五年卒業の18歳で、高等学校への入学資格を得る。ただ、四修で高等学校に入る秀才も居た訳ですが、旧制高等学校は、今の大学の1〜3年生なのです。その上に帝国大学の4年間がありました。最早、旧制中学も選良の代名詞の旧制高校も存在はしない。残念ながら、信州大学も旧制松本高校とは、別の物だといってよい。

北さんがお書きになる、この青春記は、松本高等学校の回想記であり
旧制中学までは、哲学や文学に縁の無い子供であったが、旧制高等学校に入るやいなや、その様な関心が鬱勃と涌いてきて、まさに、カントよりも「哲学的」な、旧制高校気質の発芽が始まるのだ。空腹を抱え、それでもなお、一心に、健気に、破天荒に生きていた、当時の旧制高校生を描いて、この本の右に出るものは無いだろう。

「教師からして変である」という高等学校の教授であるが、今のサラリーマン教師とは全然異なる、雰囲気を持った教授たちであつた。ある人が言うには、旧制高校は日本帝国の最高の贅沢品であったらしい。人間の人格の厚みの基盤には、教養がある。教養とは、実学的には、一見、何の役にも立たない、文学や芸術、哲学や史学、思想や科学全般にわたる、基礎的知見、雑学と呼べる物だろう。自治と共同生活を通じて、その後の一生の親友を、旧制高校時代に見出した人は多いという。「旧制高校が全人格的、教養主義的人材育成機関であった事の証明は、本書の至る所に見出されるであろう」
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22件のレビューワーの高評価の尻馬に僕も乗せてください。
題名の「青春記」の通り、10〜20代に読むが最善ですが、エバーグリーンというもので、何歳の方が読まれて、腹を抱えて笑い、人生について学ぶこと多いのではないでしょう... 続きを読む
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投稿日: 2010/5/13 投稿者: Martha Argerich
下手な漫画を買うよりは、余程お薦めしたくなる良質のエッセイ。
この本は、電車の中と夜寝る前には決して読めない。

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めちゃくちゃおもしろい
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何度も読み返す
... 続きを読む
投稿日: 2007/11/20 投稿者: ヒデボン
現代の学生とのあまりの違いに愕然
 この本を読むと、やはり昔の人は偉かったのだな、と思う。... 続きを読む
投稿日: 2007/4/4 投稿者: 京香大好きっ子
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