このアマゾンの書評のように、情報量が数年前に比べ大量に増え、従来のマスマーケティング的な手法では消費者のココロは動かないということを、具体的なデータや事例をもとに語っています。
自社事例も数多く出ており、よくありがちな難しい言葉はなく、すらすらとすぐに読めてしまえる良書です。
クリエーティブ中心の広告的な本ではなく、どちらかといえばマーケッター上がりの著者らしい、数字や調査データを基にしたロジカルな内容も多いので説得力が結構あります。
クリエーティブ中心の右脳的な部分と、ロジカルな左脳的な部分が非常に緻密にリンケージしていて、一消費者としては、シナリオ通りに動かされる怖さを感じてしまうほどです笑。
最後に、著者が代表を務めている「インテグレート社」がなくなるくらい、日本のマーケティング分野が向上して欲しいという憂いも印象的でした。
高度経済成長期思考をいまだに持ち続けている広告関連でお仕事されている方や、事業会社の担当者は必読です。
大手クライアントの事例が多いですが、マーケティングの醍醐味は、財力、兵力が少ない企業が頭をひねらせて大手に勝つというところだと思いますので、その色んなヒントがあり参考になりました。