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どうで死ぬ身の一踊り (講談社文庫)
 
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どうで死ぬ身の一踊り (講談社文庫) [文庫]

西村 賢太
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (23件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

第134回芥川賞候補作品。
話題沸騰・衝撃の文学!
久世光彦氏評(「週刊新潮」05年9月22日号)
西村賢太という人の「どうで死ぬ身の一踊り」という小説を読んだ。凄い小説だった。私の体の揺れが止まらないのは、この小説の後遺症もあるのかもしれない。……貧困に喘ぎ、同棲している女に暴力を揮(ふる)い、愛想を尽かした女が逃げ出すと、その前に土下座して涙を零(こぼ)して復縁を哀願する??西村のその姿は「根津権現裏」の藤澤清造に瓜二つである。つまり、西村<現代>の実人生で、藤澤と同一化しようとしているとしか思えない。西村の文学は、身も世もなく悶える文学であり、その魂の姿勢は、いまは忘れ去られた<文芸の核>なのではないかと思われる。……何はともあれ、欺されたと思って読んでもらいたい。あまりに暗くて、惨めで、だから可笑しくて、稲光が目の前に閃く。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

大正時代に極貧の生活を赤裸々に描いた長篇小説『根津權現裏』が賞賛されながら、無頼ゆえに非業の死を遂げた藤澤清造。その生き方に相通じるものを感じ、歿後弟子を名乗って全集刊行を心に誓いつつ、一緒に暮らす女に暴力を振るう男の、捨て身とひらき直りの日々。平成の世に突如現れた純粋無垢の私小説。

登録情報

  • 文庫: 240ページ
  • 出版社: 講談社 (2009/1/15)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062762536
  • ISBN-13: 978-4062762533
  • 発売日: 2009/1/15
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.2 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (23件のカスタマーレビュー)
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49 人中、43人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By mattes
形式:単行本
西村本人を思わせる主人公の「私」は徹底して己の卑俗さを暴露していく
そこには手加減も自己陶酔もない
「俗の極みにこそ聖がある」式の予定調和もない
その徹底振りは圧巻で、感動すら覚える
本書は表題通り正真正銘の自棄糞文学である
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84 人中、72人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
端正な文章 2007/1/31
形式:単行本|Amazonが確認した購入
実に整った文章である。細部に至るまでゆるがせにせず記述しており、気持ちで文章を流していないし、日本語をよく知っている。藤沢清造への心酔とその顕彰作業を核に据えつつ、女に縁の薄い男が、ようやく同棲してくれた女に些細なことから暴力を振るう。DVをしながら隠している作家より、自らの愚かな暴力行為を描いて、しかし何らそれを快としていないのがよい。清造顕彰の資金のために、月二回行くソープランドを一回に減らす、というあたりも、近年の作家が描かないところだ。近年の芥川賞受賞作よりも遥かに優れた文藝である。
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15 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
名作 2011/2/10
形式:文庫
「どうで死ぬ身の一踊り」が大傑作。これでもかと自分の身勝手、卑怯をさらけ出す。だが、それが嫌味を感じさせないのは言葉の美しさのせいだろう。本当の文学の力をこの作品は持っているといえる。それにつけても女との関わりのリアルさは類を見ない。男が正直に生きればこういうことになるという迫力がある。同時代にこれほどの作品を持てることは幸せだ。名作。もしかしたら作者の最高傑作。これを超えるものは書けないのではないか。
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投稿日: 13か月前 投稿者: たびねこ
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