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最も参考になったカスタマーレビュー
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
安っぽいのに美しい物語,
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レビュー対象商品: どうしようもない恋の唄 (祥伝社文庫 く 16-7) (文庫)
会社も妻も失って自殺する気だったダメ男と、健気なのに男をダメにしてしまうさげまん女の共同生活。全編通して漂う物憂げな場末感と、滑稽なまでに不器用な男女のぎこちなさが妙に生々しくて、 感情移入してしまう。 官能シーンも奇を衒った部分は殆ど無いのに、心に迫るものがあるのは、心理の移り変わりの描写に 破綻がなく、主人公たちが作者の手を離れて、息づいているからだろう。 最後は少し救いのある終わり方だけど、どうにも幸せになれるとは思えないのが、また物悲しい。 ただ結末がヤクザ絡みなのは、ちょっと万能過ぎかな
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
泣けました。,
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レビュー対象商品: どうしようもない恋の唄 (祥伝社文庫 く 16-7) (文庫)
私の場合、官能小説を読むとき、主人公に自分を投影させようとしても難しいことが多いです。(必要以上に絶倫だったり、モテ過ぎだったり……) 本書においても、お約束通り主人公が様々な性交場面に遭遇します。 だけど何だろう、この他人事ではない感じ! (もちろん私がモテるはずはありません) まったく先の読めない物語に翻弄されると同時に、このダメでちっぽけな主人公の人間性に、 深く深く共感してしまいます。 そして読後は……ただ滂沱の涙、涙。 男の一方的な理想を投影した話だとは分かっていても、いやだからこそ、号泣ものです。 フィクションとは、読者に生きる力を与えるもの。 ならば本書は、男性読者にとって第一級のフィクションだと確信します。
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