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どうして英語が使えない?―「学校英語」につける薬 (ちくま学芸文庫)
 
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どうして英語が使えない?―「学校英語」につける薬 (ちくま学芸文庫) [文庫]

酒井 邦秀
5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (18件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

『試験にでる英単語』と『基本英文700選』で大学には合格した―でも少しも英語ができるようにならなかった「あなた」へ。英和辞典が気づかない英語・日本語の一対一対応と、学校英語・受験英語の人工言語化が日本人の英語力を低くしているのではないか。大量の英語のシャワーで、いままで習い覚えた英語をすっかりunlearnする必要があるだろう。ハリウッドのアクション映画『スピード』を見ながら、英語の決まり文句と生の発音を体得し、TIME誌掲載の野茂投手の記事から、60%の理解で速読・粗読する独自の方法を提示する。学校英語の害毒を中和するためのModest Proposal。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

酒井/邦秀
1945年生まれ。一橋大学社会学部博士課程中退。電気通信大学助教授。専攻、英米児童文学・英語教育。日本の英語教育のありかたに疑問を投げかける一方、自らも大学の現場や中学生を相手にさまざまな授業のやり方を模索中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 332ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (1996/01)
  • ISBN-10: 4480082468
  • ISBN-13: 978-4480082466
  • 発売日: 1996/01
  • 商品パッケージの寸法: 14.6 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (18件のカスタマーレビュー)
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73 人中、59人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0 行き過ぎた批判 2008/7/7
By g-head
形式:文庫
学校英語と受験英語にどちらも深刻な問題点があることは事実である。だが本書は少し英語至上主義に傾いているのではないか。

例えば、英語のネイティブはelder brotherなどとは普通言わないし、そもそも英語では兄弟姉妹の上下関係なんかほとんど気にしない、ということが指摘されている。しかし、だからといって、日本人が使う英語でもelder brotherやolder brotherと言うべきではない、というのは、英語話者と話す時は日本文化の考え方を捨てなさい、と言っているようなものである。英語を学ぶ上で文化の違いや世界観の違いを認識することはもちろん重要である。しかし、異文化を理解するということと、相手の文化に阿諛追従するということは違う。もし日本人の誰もが英語を話す時に兄弟や姉妹を区別しなければ、日本人と英語で交流した海外人は、兄弟姉妹の上下関係をはっきりと区別する日本文化の思想に触れることができない。これはどう考えても国際理解という観点からは有益ではない。逆に、多少最初は変な感覚を相手に与えたとしても日本人がことあるごとに兄弟姉妹のolderとyoungerを区別しているとわかれば、海外人も「日本ではその区別がそんなに重要なことなのか」とか「そんなことが重視されている文化もあるのか」と徐々に理解を深めていくはずである。

また、文法の軽視もあまりに度が過ぎると問題である。タイムの記事を解説しているところでは、onlyから始まる要素の後、文の倒置が起こっている箇所を「リズムの問題」だと説明しているが、そのリズムはどうやったら体得できるのか。普通に考えれば、「否定的な意味を持つ副詞要素の後では倒置が起こるのが文法のルール」と説明したほうがはるかに納得できる。リズムは大量のインプットで身に付けるしかない、と言われても気の遠くなるような話である。また、著者は第6章で受験英語の和訳問題形式を槍玉にあげ、内容理解よりも、省略・倒置・仮定法、比較、分詞構文などなどの文法ポイントを問うだけの問題と批判しているが、試験で差がつくからこそポイントとなるのであって、大昔から出題され続け、予備校や学校で傾向と対策がとられているのにもかかわらず、いまだに試験で差がつくのだとしたら、それだけ日本人がつまずきやすい箇所なのだという見方もできるはずである。

そして、本書を読んでいると、こういったいわゆる文法ポイントからなる「複雑な構文」が受験英語以外の英語とは無縁であるかのような感覚を抱いてしまうが、例えば、世界的にヒットした現代大衆小説であるThe Davinci Codeのような作品でさえ、実はこのような「文法ポイント」で埋め尽くされているのである。部分的に見れば、いわゆる難関大学の英文解釈問題と比較しても全く遜色のないような文章もある。

こういったことを全て考え合わせると、本書の受験英語、学校英語批判はやはりラディカルに過ぎるといわざるを得ない。
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By smna
形式:単行本
著者の主張としては、真の実力をつけるには、多読と多聴を、ということ。
そこに至るまでの説明として、いわゆる受験英語や受験参考書や英和辞典の欠点を挙げているところがあり、これをどう評価するかで全体の評価も分かれるところだと思う。
確かに、他のレビューにあるように、従来の辞典等にある欠点の指摘には的を得たところも多いし、700選を覚えるべきか?と悩んでいた読者には、決心を促す吉報となったところもあるだろう。
しかし、全体を通読した限りでは、結論とこれを支える論拠があいまい、という印象は否めず、また、散見される極端な表現(「単語を一つずつ覚えること自体が不合理の極み」だとか「天下の奇書」等)は、本当かなあ?という疑問を抱かせた。加えて、従来から松本道弘氏が唱えている主張に、しかもunlearnというこれも松本氏が多用してきた単語を使っての説明、となると、本書の独自性という色合いも薄いと感じざるを得ない。今日只今出版されていて、私の手元にある英和辞典は本書の非難に当たるところは皆無だったし、本書自体が多少時代遅れになりつつあるということになるのかも。
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 英語がききとれない理由がわかった 2011/10/22
形式:文庫
「本当は日本語の音と英語の音に、同じものはひとつもありません」
「日本の英語教育が、英語の音の大部分について日本語の音をそのまま使っていいと
安易に考えたことが、日本語の英語下手の大きな原因のひとつになっている」
という第三章の指摘が私が英語を聞き取れない理由がよくわかりました。
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5つ星のうち 4.0 間違った英語を すっかりunlearnせよ!
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投稿日: 2011/4/23 投稿者: BCKT
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5つ星のうち 2.0 くどすぎる!
学校英語を徹底的に批判しかも中編小説並みの分厚さ。
「だから何なの?」と言いたくもなる。... 続きを読む
投稿日: 2007/12/19 投稿者: 百地樹里
5つ星のうち 4.0 学校英語批判+多読紹介
本の前半部分は、現在の学校英語に対して、おもに「日本語と英語
の間に文法に関しても、意味に関しても、音に関しても一対一の対応はない」と... 続きを読む
投稿日: 2007/12/2 投稿者: ミヤコ
5つ星のうち 5.0 英語学習の王道
わたしは、社会人だし著者の薦める、多読学習をしようと思っています。
学校受験英語は本当に使える英語にとって害多いのは事実です。... 続きを読む
投稿日: 2007/9/9 投稿者: ヤックン
5つ星のうち 4.0 辛辣な受験英語批判
この本の受験英語批判には恐れ入りました。
伊藤和夫に代表される受験英語の専門家を、「健全な言語感覚を失っている」とバッサリである。... 続きを読む
投稿日: 2005/5/22 投稿者: teecom
5つ星のうち 5.0 著者の独立宣言
 この本は,現在,英語多読メソッドを推進している著者の独立宣言です。... 続きを読む
投稿日: 2004/5/25 投稿者: SUEHIRO
5つ星のうち 4.0 いまの英語教育って?
日本の翻訳文化に根付いている今の英語教育は、
たとえば和製英語のように自国語に取り込むのには向いてるんだろうなって思います。... 続きを読む
投稿日: 2003/11/14 投稿者: nakto
5つ星のうち 1.0 また
... 続きを読む
投稿日: 2003/11/4 投稿者: "aspirin"
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