この本は表紙や題だけだとたくさんある羽生対談本に見えてしまう,私もあるツイートで面白いと言ってるのを見るまでは全く興味がなかった.
どうして羽生さんだけが,そんなに強いんですか?(ってよく聞かれるけど,そうじゃないんですよ)
ということがはじめに,に書いてあって,それでやっとなるほどと思った.凝った題名だが,ちょっと伝わりにくかった.
もともと筆者の現代将棋論,リアルタイム観戦記は抜群におもしろいが,後日にプロ棋士と対談することでよりいっそう濃い内容となっている.
特に第三章,山崎隆之戦がおもしろかった.棋士の赤裸々な心情を吐露させることが出来るのは筆者が棋士たちからよほど信頼されているのだろう,ここまでの内容が聞けることはめったにない.