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どうしてボクには仕事がないんだろう―もう笑っちゃうしかない下流生活
 
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どうしてボクには仕事がないんだろう―もう笑っちゃうしかない下流生活 [単行本]

フリーター薫
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

派遣、コンビニ、ネットカフェ。
頑張ってきただけなのに、いつも年収は200万円以下。
おまけに、ひとり暮らしでうつ病に......。
このボクに社会復帰の日は来るのだろうか。

ーー厳しい雇用環境の渦にのみ込まれながらも、
なぜか下流生活を楽しんでいるかのような著者・薫が、
彼ならではのユーモア感覚と下流目線で、いまの時代を浮き彫りにした佳作。

内容(「BOOK」データベースより)

大学を出たけど、職がない。正社員を夢見て派遣オペレーターになったら、クレーマーの嵐。同僚にはストーカーに間違えられ、あげくの果てには「うつ病」に!どうなっちゃうの、このわたし。深刻なのに笑えちゃう「下流日記」。他人事とは思えない、リアルエッセイ。

登録情報

  • 単行本: 238ページ
  • 出版社: 徳間書店 (2009/06)
  • ISBN-10: 4198627347
  • ISBN-13: 978-4198627348
  • 発売日: 2009/06
  • 商品の寸法: 18.2 x 13 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 428,131位 (本のベストセラーを見る)
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13 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
この本に初めて眼を通したとき、自分の中でどういう風にこの本を位置づけて良いのかかなり迷い、落ち着かない気分になりました。というのは、私自身がサポートセンターで働いていた経験が長く、著者が電話越しにぶつけられた感情とか、あまりにもリアルに自分に迫ってきたからです。
著者も正しく指摘するように、IT系のユーザーサポートというのは、既存のシステム(コンピュータやインターネット)の歯車から排除された人が、コンプレックスを抱えて、怒りやプライド、あるいは卑屈さをぶつける場所。そして、オペレーターもまた歯車の一部ではなく、取り替えを前提としたヒューズとして使われ、そしてゴミとして流される。電話相手の感情を処理するバッファがない人は、さっさと自らやめていくか、そうでなければ、感情的に壊れてしまうしかない。
ただ、他のレビュワーも指摘しているように、その論調は既存の格差社会論などと根本的に違う。自分たちは一方的に被害者である、といった他罰的感情に流されることが全くない。それどころか、違う立場の他人の生活や感情も含めた、客観的に正しくて、そして暖かい、健全な社会的想像力の裏付けがあるところです。そして、その想像力が、自分の日常に根ざしているところ。この点に関して言えば、他の社会学者や格差社会論者たちを、はるかに凌駕してると思います。

・・・といったことを思って読んでいたのはたぶん、私の職業病のせいなのでしょうが、最初ちらちら見えるだけだった著者の変態的妄想がどんどんエスカレートしていって、そんな社会的視点など、読んでいるうちにどうでも良くなっていきました(笑)。彼の変態さは、けっこうセンスがよくて好きだと思います。いや、センスが良い悪趣味なんだけど。フロイト的に言えば、肛門性格ってことになるんだと思います。また、彼の軽妙な文体も、かなり読ませる力があります。

惜しむらくは、個人的経験に根ざした社会分析みたいなものと、妄想みたいなものと、どちらかに特化した「作品」を作っていった方が、全体としては完成度がずっと高くなったんじゃないかということ。そのあたり、ちょっとどっちつかずの印象はありました。いずれにしても、著者の今後に期待して、★4つとします。
このレビューは参考になりましたか?
13 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By E
形式:単行本
著者の文章をネットで知っていたが、書籍版はネットの文章以上に引込まれる文章で読みやすく面白かった。起こっている出来事は酷いのに著者の想い描く妄想や世界を表現する言葉が豊かで楽しく、一気読みさせられる筆力。読後感の参考例としては町田康のエッセイのような感じを覚えた。しかし下流スパイラルの八方ふさがり感に関しては本当にキツイなと実感。非凡な能力や強靭な精神力・体力がなくとも、それなりに地道に働く人が『人並』に生きていける世の中にならないものか..。
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
この本は、いわゆるスピリチュアル系のような奇麗事は書いていません。
かなり重い現実を、少し軽いタッチで和らげて表現しています。

読後感は当然よくないです。「現実って所詮はこんなもん」という感想でしょう。

ただ、その現実を最後まで読ませてくれる表現は凄いと思います。

現実の虚しさを知るという意味で、この本の存在は稀有でしょう。
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最近のカスタマーレビュー
だから無いんでしょう。
評価を参考に購入しましたが失敗でした。

この手の本は、共感できる部分があり好きなのですが、... 続きを読む
投稿日: 12か月前 投稿者: ポニー
ユーモアさが本を暗くしていない
まだ全部読んでいませんが、同じように鬱を経験し、オペレーターのような仕事をして退職しました。しかし、文章がユーモアがあって悲壮感をうまくごまかしています。個人的に... 続きを読む
投稿日: 16か月前 投稿者: こじこじ
いいよ☆ この人
たまたま 本屋で このタイトル気になって 立ち読み 。でも もっと読みたくなって購入しました。 面白かった〜。解りやすいし 率直だし... 続きを読む
投稿日: 24か月前 投稿者: flower
可笑しみと哀しみに浸るのがイチバン
・「どうしてボクには仕事がないんだろう」なんて言いながら、「定職もなく、お金もない。下流生活を強いられるのは絶対にオカシイ!どうなっておるのか!あーん!?」という... 続きを読む
投稿日: 2010/4/11 投稿者: 狼狽書房
記憶に残った1冊
ニートとかフリーターとか呼ばれる人達について、アドバイスや提言を言うためにも、この人達の知識を持っておきたいという気持ちがあって、この本を購入しました。続きを読む
投稿日: 2009/8/23 投稿者: Jack3世
オレの、そして君のこと?
このタイトルを見て、「オレには関係のない話」と知らん顔する人は多いだろう。反対に「うわ、オレの話みたい」と思って「どれどれ」と内容を確認したくなる人も今は多いのだ... 続きを読む
投稿日: 2009/8/18 投稿者: Bao
予想外に面白い
数年前から明らかになってきた「ワーキングプアー」
昨年暮れに大きな問題となった「派遣切り」... 続きを読む
投稿日: 2009/8/3 投稿者: キキ
色々な意味で夢の壊れてしまった人の、なんとなく生き延びている日常
色々な意味で夢の壊れてしまった人の、なんとなく生き延びている日常を描いたエッセイあるいは私小説といえる。... 続きを読む
投稿日: 2009/7/7 投稿者: ぢみへん
イヤになるほど<カラダ>を感じる
いつの間にか戦争が始まっていて、終っていたような感覚に包まれる。... 続きを読む
投稿日: 2009/7/7 投稿者: 薔薇王
所謂「貧困モノ」ではない、引き込まれる筆力
いわゆる“下流生活”系の本がたくさん出版されている中、もうしんどい話は読みたくないと思っていたのに、とぼけた装丁に惹かれて、つい買ってしまった。... 続きを読む
投稿日: 2009/7/2 投稿者: KUKAI
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