ねむようこの存在は知っていましたが、実際に読むのは今作が初めてです。
女子バスケ部のゆるい日常コメディーかなと思い手に取ってみたのですが、
実際は、女子バスケ部の日常にファンタジー要素が加わっているという物でした。
この作品で気に入った点は、登場人物の会話です。読んでいて面白かった。
女子バスケ部の部長が、キスしていたという現場を目撃したというのを後輩から聞いた部員が、
その心境を『初めてモッツァレラチーズ食べた時みたいな気持ち』と表していたのが個人的にツボでした。
この様な他愛もない会話が読んでいて楽しいです。
こう言う面白い会話だけで読ませる事が出来ているのに、そこにファンタジー要素が加わる。
このファンタジー要素が果たして無駄になってしまうのか、成功するのかというのは分かりませんが、とりあえず今後に期待かな?と言った感じ。
絵がもう少し洗練されると良いのにと個人的には感じています。(それが、ねむようこ作品を手に取らない理由でした。)
一枚絵は、お洒落っぽくて一見いいのですが、何か惜しい。
「うんうん、こういう絵が描きたいんだろうな。表現したいんだろうな。」というのは伝わってくるのですが、あと一歩何か惜しい。そんな感じ。
そのあと一歩が、ペンタッチだったり、線だったり、キャラの造形がもう少し洗練される事なのかなと思いました。
1巻の段階では☆5つ付けてもいいかなと思いましたが、これからの期待を含めて☆4つ。
ファンタジー要素がスベらないことを期待しています。