とらドラ!DVD3巻目。大河と川島のプール対決から別荘での合宿編まで収録。
ここら辺は色々な複線や感情の機微が沢山詰まっていて、改めて見返すとかなり濃厚な巻だと感じた。
特に最終話まで見終えてるのなら、初見で見たときよりもグッと面白みが増しているはず。
自分はそう思った。
しかし1話の中に登場人物の感情の揺れ動きだったり、ギャグだったり、シリアス展開だったりと
これ以上ないくらい詰め込んでいる。お陰で見終わった後のカタルシスが高い。
それでいて詰め込み過ぎってほどでもないので、バランス的にも良い。
とにかく視聴者を飽きさせない作りになっているなと。
特に7話目の「だれのため」はシリアス系ラブコメ作品としては完璧に近い出来だと思う。
1話の中で主役二人の感情をめいいっぱい描きながらも、コメディやお色気までカバーしていて見事だと思った。
それでいて思うのは登場人物の不器用さ。端的に言うとどのキャラも遠慮をしたり、感情を押さえ込んだりしてたりする。
そのキャラクターのいじらしさが見ていてヤキモキすると同時に、感情移入をせざるを得ない作りにもなっていて巧い。
単純にどのキャラクターにも頑張って欲しいというか、応援感情を引き起こす作品になっていると思う。
会話の一つ一つも、よく注意して聴いてみると比喩だったり心情が表されていたりと
細かい仕掛けが張ってあって、そういった部分も飽きずに見れる要因なんだと思う。
個人的に見るたびに発見があったり。奥深い。
この巻から大河の竜児に対する気持ちが変化していく。櫛枝も川島も徐々に本心を示唆し始める。
その心の動きを追いかけていくのが楽しくてたまらない。
これは間違いなく面白いし、過程が良く描写されてて凄いなあと思った。そんな巻。
特典映像は竜児と大河の声優によるデコ電作りが収録されている。声優に興味ある人のみ推奨な内容。