アクイラは晴れてアンブロシウスの部下となりました。しかしブリトン側は他の部族とは一進一退が続き、気の抜けない状況です。そのような中アクイラはネスと“政略結婚”をします。真の愛に基づかない二人の生活は気まずさが横たわっています。やがて息子のフラビアンが生まれますが、近づきがたい何かが生じます。家庭生活がうまくいかない一方で、アクイラたちはサクソン人との一大決戦を迎えます。ブリトン側は勝利し、サクソン人狩りが始まります。そのときアクイラは戦いの最中思い当たりのある顔のサクソン兵をかくまいます。このサクソン兵は妹フラビアの息子でした。アクイラは無事甥をフラビアのもとに逃すことに成功します。これによりアクイラは妹との昔の約束を果たし、そして息子からも理解され、また妻ネスの本当の気持ちに感じ入ります。アクイラは自身の精神的な重荷から解放され、門のかたわらの花咲くスモモの木に見入ります。
異なる集団、あるいは敵対する集団に属していても、宥和への道を照らすともしびは常に静かにともっていることを教えてくれます。