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とにかく目立ちたがる人たち (平凡社新書)
 
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とにかく目立ちたがる人たち (平凡社新書) [新書]

矢幡 洋
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

今日、あらゆるものが「エンターテイメント化」しているこの社会で、かつて否定的評価が与えられていた「目立つ」ことが、好ましいパーソナリティとして受け入れられてきているようだ。これまで美徳とされてきた日本人の謙虚さは滅んでしまうのか。「エンタメ化社会」で愛される「目立ち」とはどのようなものか。そして、敗北する「目立ち」とはどのようなものか。「キャラ立ち」「ヘタレ」「天然」などのキーワードとともに、現代社会に見られる「目立ち」の構造を解き明かす。

内容(「MARC」データベースより)

純ちゃん、ホリエモン、タイゾーくん…。話題のアノ人はなぜ目立ちたがるのか。現代の「エンタメ化社会」で愛される「目立ち」とは。キャラ立ち、ヘタレ、天然などのキーワードから、現代社会の「目立ち」の構造を解き明かす。

登録情報

  • 新書: 232ページ
  • 出版社: 平凡社 (2006/1/12)
  • ISBN-10: 4582853064
  • ISBN-13: 978-4582853063
  • 発売日: 2006/1/12
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 672,073位 (本のベストセラーを見る)
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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 ノリだけの社会。, 2006/4/25
By 
driven (東京都) - レビューをすべて見る
(殿堂入りレビュアー)    (VINEメンバー)   
レビュー対象商品: とにかく目立ちたがる人たち (平凡社新書) (新書)
「小泉首相はナルシストではない」。意外な発言。著者の小泉論、読んでいくうち、ほお〜と感心。100%納得はできませんでしたが、この部分だけでも読む価値あり。

感情をストレートに表出させること、「天然」なキャラクターが支持される時代。著者はこういう人間類型「ヒストリオニクス」の代表に杉村タイゾー議員を、「ナルシスト」代表に田中康夫長野県知事をあげて対比、「現代はお高くとまったナルシストの時代ではない」と喝破。中身はスッカラカンでもノリがよく、元気がよく、勢いがあるものが評価される、と。

わたしが著者に好感をもったのは、ステレオタイプな人間分類に著者が慎重になっていることが全体によく伝わってきたこと。最近流行の「頭のいい悪い本」と異なり、人間存在の複雑性へのリスペクトが感じられました。

ただどうも「ヒストリオニクス」「ナルシスト」の例示が(一般の)外国人が多く、小泉首相など日本人に触れている部分と比べるとどうもピンとこないのが難点。着眼点・着想としては面白い企画だと思うので日本人にフォーカスしてタイトルも工夫すればもうちょっと売れるだろうに・・・というのは余計なお世話?
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 症例が中途半端でキャラの羅列に感じた, 2006/3/24
レビュー対象商品: とにかく目立ちたがる人たち (平凡社新書) (新書)
外側だけ飾りたくり、内面を見詰めていく人間的成長をしない人が覆う社会

著者は日本の未来に一抹の不安を感じているんだとは思う

その不安が解消されないまま、目立ちたがる人たちのキャラだけが羅列された感じだ

更に、そのキャラの成立は子育てが大きく由来する書かれ方なので、

今子育てに悩む人には不安を膨張させそうな気もする。

杉村議員とか、田中康夫とか一部の人たちが症例に挙げられてるのも

少し偏った内容の一因かもしれない。
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2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 アテンション経済 →「目立ち」社会, 2006/6/1
レビュー対象商品: とにかく目立ちたがる人たち (平凡社新書) (新書)
「グーグル 既存のビジネスを破壊する」(佐々木俊尚著、文春新書)に、

アテンションエコノミーという概念が紹介されていました。

私の理解したところを以下に示します。

…情報の量が爆発的に増えて、いわば情報インフレ状態となった現代。

「単に情報をもっているだけ」では人々に振り向いてもらえない。

そこではカネ、時間、生産量ではなく、

「人からどれだけ多く注目(アテンション)されるか」が

最大の価値(富、資産)である。

世界の人口が有限である以上、アテンション総量も有限。

かくして、各企業・メディア間で、限りあるアテンションの奪い合い、

獲得競争が繰り広げられる…。

   ※   ※

この「アテンション」を反対側からみると、「目立ち」になります。

ここに2人の人間、「客」と「商人」がいるとします。

客のアテンションを引くために、商人は目立ちの工夫を凝らす、というわけです。

さて、私たちの社会における最も激しい「アテンション獲得競争」のひとつに、

選挙があります。

本書「とにかく目立ちたがる人たち」では、著者は

「目立ちキャラ」の実例に杉村太蔵氏、田中康夫氏の二人の政治家

(選挙の勝利者!)をあげて、その言動を分析しています。

そして2005年総選挙のチャンピオン、小泉純一郎氏も。

情報過剰社会では、「目立ち」がパワーなのです。

私も、著者と同じく「内面は大丈夫?」と問いかけずにはおられません。
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