カナダの小学校で副読本として使用されていたというこの絵本は、子ども自身が自分を守る力を身につけることを目的としている。紹介されるのは、迷子になったときや知らない人に声をかけられたとき、あるいは不審な人に体を触られたときに「誰に助けを求めるか」「どこへ逃げるか」といった具体的な対処法。デパートや公園、マンションなど子どもの日常生活における6つの場面を想定してあるため、実践的でわかりやすいのが特徴だ。
また、トラブルに直面した場合の子どもへの接し方や心構えなど、親への有効なアドバイスとなっている点も心強い。とくに巻末の「性被害のサイン」や「性被害を受けてしまったとき」はぜひ読んでおきたい資料だ。なかなか家庭では取りあげにくい話題であるだけに、親子で共に考えるきっかけづくりとして活用したい。(中島正敏)
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54 人中、54人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
大人に知ってもらいたい本,
レビュー対象商品: とにかくさけんでにげるんだ―わるい人から身をまもる本 (いのちのえほん) (大型本)
素晴らしい本だと思います。ただこの本を子どもに与えっぱなしにするだけでは、あまり効果がないかもしれません。 少なくとも私が幼い頃にこの本をどこかで目にして、そして読んでいたとしても、 私の人生に影響を与えることはなかったと思います。 「ふーん。」と思うだけのその場限りの本になっていたに違いありません。 対応の仕方も実践できなかったでしょうし、第一私の親は相談にのってくれるとは 到底思えません。私の思春期には興味津々に私の身体を眺め、胸を触ってくるような 父親でしたから。 この本は、大人が子どもに読み聞かせてあげて、そして対話することによって、 「お父さん、お母さんはいつも自分のことを大切に思っていてくれて、 何かあったときは必ず助けてくれる」 そして、 「いつも自分は守られている存在なんだ」 と子ども自身が確信することによって、その大切な身体を 「自分の力でも守るんだ!」 とはじめて子ども自身の力が溢れてくる本だと思います。 子どもの周りにいつも見守ってくれる信用できる大人がいることが前提です。 そんな社会となっていく為にも、是非大人の方にこの本を知っていただいて、 読んでいただいて、そして子どもに読み聞かせていただいて欲しいです。 肌身の愛情がプラスされることによって、はじめて生きる素晴らしい本です。
40 人中、39人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
2003年7月、今必要な本,
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レビュー対象商品: とにかくさけんでにげるんだ―わるい人から身をまもる本 (いのちのえほん) (大型本)
2003年7月です。ここ数ヶ月、大阪で下校途中の小学生の女の子が消えてからというもの、長崎での痛ましい事件、渋谷の少女監禁と、幼い子供を持つ親としては他人事ではすまされないような事ばかり立て続けに起きています。赤ちゃんの時とは違いどこに行くのも一緒、というわけにもいかない今、この本を読んであげるのが私にとって、子供を見えない悪意をもった相手から守る唯一の手段となっています。
32 人中、31人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
一家に一冊 ,
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レビュー対象商品: とにかくさけんでにげるんだ―わるい人から身をまもる本 (いのちのえほん) (大型本)
日々のニュース等で 被害者がいることはよく知っていたけれど、自分の子供が 事件に合わないために、また 万が一あってしまったとき 親は具体的にどう言葉かけをすればよいのかが よく わかった。親自身が 平和ボケしていたので、子供に読み聞かせながら、よい提案になった。
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