霜月絹鯊「となりの柏木さん」4巻。
とにかく柏木さんが可愛い。これに尽きる。なんて書くとストーリーはどうなんだって思われそうですが
勿論お話も徐々に徐々に甘い成分がたっぷり出てきて非常に濃厚な仕上がりになってます。
でも、その上で敢えて柏木さんが可愛い!
時折見せる照れた表情のあいくるしさ、とびっきりの笑顔と桜庭くんの頑張りを認めてくれるその優しさ
どこからどう見ても愛される為に生まれてきたような最高のヒロインなのである。その印象は巻を重ねるごとに高まっている。
また、この巻は桜庭くんの男の子としての葛藤が垣間見えるので余計に面白い。
自分が彼女に見合った人間なのか、思春期っぽく他の男に嫉妬なんかもしたりして、まるで乙女のようである。
客観的に考えてみれば確かに空気が読めないっていうのも否めないだろう、でもそんな不器用に頑張ってる彼も好き。
十代はそんな青臭く、失敗ばかりのイメージだったのである意味等身大とも言えるキャラメイキング。
そんな二人の仲良くなる描写の丁寧さは折り紙付きで益々この先のお話を読むのも楽しみ。
特に奇は衒ってない作品なんですけど、それでもここまで面白く感じるのは
きっちりお互いの感情の移ろいだったり、関係の変遷を描いているからなのかな、って思う。早くも次巻が読みたくて仕方がない!
一方で、福田さんと草野くんの関係にも微妙に進展が。こっちもこっちで先が気になる複線を煽ってるのは流石。