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かつてはこんなにも豊かだった日本の自然と、それに畏敬の念をもちながら暮らす生き方のすがすがしさ。そんなテーマを夢あふれる作品に仕立てたのが、この『となりのトトロ』だ。『ルパン3世カリオストロの城』『風の谷のナウシカ』などを手がけ、アニメファンの間ではすでにカリスマとなっていた宮崎駿監督の存在を一般に知らしめた作品でもある。
他人への優しさを忘れない人々、両親の言葉ひとつひとつに込められた愛情、何げない日常の1コマがドキドキするものに変わるその瞬間。どの場面を見てもみずみずしく、そして懐かしい。トトロの姿に子どもは目を輝かせ、大人は心が洗われる、まさに世代を超える名作と言えるだろう。(安川正吾)
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101 人中、94人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
そうなんだよな・・・昔はいろいろな物にときめいた!,
By 白熊 (兵庫) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: となりのトトロ [DVD] (DVD)
子どもと一緒に久しぶりに観た。
種から芽が出る、風が吹く・・・ そんな自然現象に対して科学的に「知識」として理解するのではなく、 「何かの仕業・おかげ」と感じた瞬間が、子どもの頃は確かにあった。 いろいろな事を「きらきら」した瞳でとらえていたことがあった。 そんな子どもの「きらきら」を、この作品に登場する大人は分かっている。 父親は決して否定しないし、近所のおばあちゃんも子どもの頃に経験したと話をする。 大人が子どもの感性を否定していない。 子どもと同じ目線で観たい作品だ。
163 人中、150人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
星100個の映画です,
By
レビュー対象商品: となりのトトロ [DVD] (DVD)
100回の鑑賞に耐え得る映画というのは本当に少ないと思いますが、これはそのうちの一つだと思います。「となりのトトロ」は、アニメというジャンルに限らず、今までに公開されたすべての映画の中で、最も優れた100本に入るのではないでしょうか。宮崎監督は、あまりビデオで何度も見て欲しくはないということを聞いたことはあるのですが、手元に置いて、疲れた時や、優しさに触れたくなった時にふと見たくなる作品です。真夏の空や森、田んぼの懐かしい風景、家族愛、隣人愛、そして森に棲む不思議な生き物トトロや猫バスとの邂逅。シンプルなストーリーが、これほど人の魂を捕らえてしまう不思議さ。 迷子になったメイを捜して途方にくれたサツキを助けた事件を最後に、彼女達がそれからトトロに会うことは二度となかったのだと、聞いたことがあります。エンディングソングの絵を見てわかるとおり、夏が終わり、秋になり、冬がやってきます。その中で、彼女達が同年代の友達と遊ぶシーンは出てきますが、トトロと会うシーンはありません。(映画には病名は出てきませんが)結核を患っていたお母さんが病院から帰ってきて、彼女たちは両親の愛につつまれた、普通の幸せな子供に戻るからなのだそうです。そう聞いたときは、ちょっと悲しかったのですが・・・それでもサツキとメイはトトロに会ったことを一生忘れはしないし、観ている私たちも「いつかトトロと会えるかもしれない」という夢を忘れることはないでしょう。そう、時がたち、いつのまにか大人になってしまった今でも・・・。
11 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
もう20年前の作品,
By 黒木 学 (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: となりのトトロ [DVD] (DVD)
にわかに信じられないのだが、1988年作成の作品と書いてある。もう20年も前の作なのだ。しかし、今でも何度でも見ても、鑑賞に堪える。名作というものはそういうものなのだろう、、、、、例えばヘプバーンのローマの休日のように。
この話の設定時代は不思議だ。 冒頭登場する小型の三輪トラック。本家に電話を借りに行くシーンでの電話機の古いこと(交換手を介しての通話接続。若い方は交換手ってなに?みたいな話でしょうね。)。 小生昭和39年生まれであるが、どうみても設定時代は昭和30年代前半と思われる。 なのに、今わたしが見ても、わたしの子供(小1)が見ても、違和感が無いのだ。 いつまでも、愛される作品であり続けることだろう。
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