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38 人中、35人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
ますます過酷になる「感情労働」,
By OBY亭てえしゅ "てぃーだの中の人" (町田市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: となりのクレーマー―「苦情を言う人」との交渉術 (中公新書ラクレ) (新書)
「生協の白石さん」にも通じるコミュニケーション力に関する良著です。また実際の応対の記載は非常に臨場感があります。「感情労働」の時代だそうです。代表的な職業は旅客機の客室乗務員や著者の職業である「お客様係」ですが、対人関係が必要な職業ではすべて、自分の感情をコントロールできる技術、「大人力」が必要です。 私自身、病院の勤務医師として、リスクマネージャー係を担当して来ましたが、20年ほど前と比べると苦情やクレームをつけてくる患者や患者家族などは明らかに増加しています。しかしそれと同時に、コミュニケーション能力があまりに低く、稚拙な応対しかできない医師・看護職員なども明らかに増加しているようです。クレーム発生の発端は顧客だけではなく、初期段階で顧客に「火をつけてしまう」職員の問題も大きいのではないかと思うのですが、本書はそのことについてあまり掘り下げられていないことが残念です。
53 人中、48人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
苦情社会への変化,
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レビュー対象商品: となりのクレーマー―「苦情を言う人」との交渉術 (中公新書ラクレ) (新書)
本書は、クレーマーと呼ばれる、商品やサービスに難癖をつけて何らかの見返りを要求する輩たちの実態を、デパートで苦情処理係の室長をしていた著者の体験を元にして紹介したものである。実例が面白く、さらりと読めるのがいい。但し、どれほど実際の苦情処理などに有用かどうかは判断に苦しむ点がある。というのも、苦情社会に至ってしまった根本的な原因を掘り下げて議論していないので、どうも結局はその場限りの対応になってしまい、(理不尽な)苦情などを根本から無くすための考察が抜け落ちているように感じられたからだ。ところで、自然食品の通信販売をしている人が、自分の取り扱う商品の冊子の小さなスペースでこの本を取り上げて、かなり本質的なことを述べていて感心した。曰く、苦情社会になった原因は、「サービス過剰」にあるのではないか。つまり、競争社会の中で、客の利便性の追求ばかりが企業努力という名のもとで進められ、その延長線上に「サービス依存症」という病理としてクレーマーが出現するのではないか、と。短い文章なのに説得力があると思った。
17 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
経験がものを言う世界,
By フーミー (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: となりのクレーマー―「苦情を言う人」との交渉術 (中公新書ラクレ) (新書)
●苦情処理のポイントは、・相手の「人間」を知る ・誠意をもって対応する ・迅速に対応する だそうです。 ●こつは、 ・どこまで話を聞き対応するか ・どこから毅然と臨むか を冷静に判断することだそうです。 ●「まともな苦情」とそうでないものの見分け方は――。 ●これらのことについて、具体的な対処の事例をあげ、 また、基本的対応を示しています。 苦情処理とはいえども、相手の立場にたってみることが 基本姿勢なのか、と考えさせられました。 経験がものを言う世界のようです。
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