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とどめの一撃 (岩波文庫)
 
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とどめの一撃 (岩波文庫) [文庫]

ユルスナール , Marguerite Yourcenar , 岩崎 力
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

「エリック! なんて変ったんでしょう!」少年期をともに過ごした館に帰り着いたエリック,コンラートのふたりを迎えたのはコンラートの姉ソフィーだった.第一次世界大戦とロシア革命の動乱期,バルト海沿岸地方の混乱を背景に三人の男女の愛と死のドラマが展開する.フランスの女流作家ユルスナール(一九〇三―八七)の傑作.

内容(「BOOK」データベースより)

「エリック、なんて変ったんでしょう」ともに少年期を過ごした館に帰り着いたエリック、コンラートのふたりを迎えたのはコンラートの姉ソフィーだった。第一次世界大戦とロシア革命の動乱期、バルト海沿岸地方の混乱を背景に3人の男女と愛と死のドラマが展開する。フランスの女流作家ユルスナール(1903‐87)の傑作。

登録情報

  • 文庫: 199ページ
  • 出版社: 岩波書店 (1995/8/18)
  • ISBN-10: 4003259815
  • ISBN-13: 978-4003259818
  • 発売日: 1995/8/18
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.4 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 223,475位 (本のベストセラーを見る)
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形式:文庫
「純文学と大衆文学との相違などない。ただあるものは、面白いか、面白くないかの違いだけである」という意見がしばしば現れるが、両者の違いが厳然としてあることを示す一作。ほとんど最高度に近い読書レベルを読み手に要求する小説であり、開巻早々、これがけっして大衆文学ではないことを読者は知らされるはずである。文章はきわめて硬質・流麗で、彫琢を尽くしたものであるが、技巧的な匂いはない。“抑制した語調と抽象的な文体を用い、辛辣さをまぶした”という作者の説明がその特質を言い尽くしている。物語としての仕立てはオーソドックスであり(岩波文庫のカバーに刷られた百数十字程度の説明が恰好の梗概となっている)、前衛的なところは皆無である。
 岩波文庫の初刷が1995年8月。以後、品切れの期間を経て16年後の2011年8月に至ってもようやく3刷、アマゾンにおけるレビューも過去にはなしという状況がこの小説への近づきがたさ、壁の高さと厚さを教えているが、ひとたび登攀に成功すれば、枕頭の書となることはまず間違いない。
 岩崎力氏の翻訳は完璧に近く、純粋に日本語としてみても、我が国の専業作家がものす文章を遥かに抜いている。
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