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とっぴんぱらりのぷぅ
 
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とっぴんぱらりのぷぅ [単行本(ソフトカバー)]

田中芳樹
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

稀代のストーリーテラーによる読書案内。著者ならではのユニークな読み解き方が満載で、「古典」でぐんと身近に感じられる。物語への情熱を共有できる作家仲間との対談も必読。

内容(「MARC」データベースより)

常に読み手をワクワクさせる物語を発表しつづけている作家・田中芳樹が、少年時代に夢中になった本について語りつくす。本への愛がたっぷりつまった愉快なブックガイド。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 276ページ
  • 出版社: 光文社 (2009/1/21)
  • ISBN-10: 4334975593
  • ISBN-13: 978-4334975593
  • 発売日: 2009/1/21
  • 商品の寸法: 18.8 x 12.2 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 466,446位 (本のベストセラーを見る)
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 東の風 トップ100レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本(ソフトカバー)
 『銀河英雄伝説』『アルスラーン戦記』などの人気シリーズで知られる作家、田中芳樹(たなか よしき)が、子どもが読んで楽しめる本ということで、ざっくばらんに語っていく第1部「本ってこんなにおもしろい!の巻」。紹介されている面白本は、次の三つの条件に当てはまる物語から選んでいます。
1.外国が舞台であること。
2.現在と別の時代設定であること。
3.子どもが登場しないこと。
 なので、『宝島』や『奇巌城(きがんじょう)』は3番の条件により入っていないけれど、『海底二万里』や『地底旅行』『ゼンダ城の虜(とりこ)』といった作品は堂々の入選。インタビュー形式で、「この物語は、こういうところが面白いんだなあ」「この作品の楽しみ、うまさは、これこれこういうところにあるんじゃないかな」と、田中芳樹が自由に語っていくんですね。
 とりわけ、「H・G・ウェルズの『透明人間』のサスペンスフルな展開は本当にうまい! 舌を巻きます。もう、感動するしかない」と絶賛していたのが印象に残ります。「そんなに面白かったか」と、久しぶりにまた読んでみたくなって、偕成社文庫本を注文しちゃいました。

 この第1部以上に楽しめたのが、本好きの作家仲間と対談した第2部でした。柳 広司(やなぎ こうじ)との、「ぼくらはこんな物語を読んできた」(2008年5月 理論社会議室にて)。久美沙織(くみ さおり)との、「目からウロコが落ちまくり」(2008年8月 軽井沢にて)。漫画家・藤田和日郎(ふじた かずひろ)との、「ヒーローはフィクションの中に」(2005年6月 田中氏事務所にて)。
 なかでも、久美沙織と田中芳樹、藤田和日郎と田中芳樹、それぞれの対談が読みごたえあり。あちこちに素敵な言葉、頷かされる言葉があって、「うんうん、そうなんですよね」と共感しておりました。

 本書の題名になっている「とっぴんぱらりのぷぅ」というのは、「はい、これでおしまい」と「さあ、もうおやすみ」を合わせたような意味を持つ秋田県の方言なんだそうな。第1部の12回にわたるインタビュー、それぞれの回を締めくくる言葉として、この「とっぴんぱらりのぷぅ」が使われています。
 てなところで、このレビューも、とっぴんぱらりのぷぅ。
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9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本(ソフトカバー)
わたくし、二歳児のははおやです。
自分も活字中毒なのですが、こどもも本好きにするにはどうすればいいだろう・・・やっぱり絵本の読み聞かせをとことんやるのがいいのかな・・・と思っていました。
で、ファンの久美沙織先生との対談を興味深く読みました。久美先生も幼い女の子がいるそうで、絵本の話などをされており、興味深く読みました。

対談の中で「フラグがたつ」と言い方をされてまして、こどものときに、あの体験をしたから、大人になってこういう経験をするフラグになった。というような使い方をされていたんですね。
こどものときに、昆虫の図鑑が家にあって、昆虫好きの子に育てば、大きくなって、「ファーブル昆虫記」を読む。とか、動物園にひんぱんに連れて行って、家にもペットがいて、動物好きのこどもに育てば「シートン動物記」を読むようになる。とか。
そういう小さい時って、フラグの時代なんだなあ、と思いました。
こどもが興味をもった芽をつぶさずに、親から見て「なんだこんなもの」と思うようなものでも、馬鹿にせずに、子どもに共感して、いっしょに絵本を読んであげたいです。

でも、家はせまいから、本で押しつぶされるのは困るなあ。
図書館で我慢してね、息子よ。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By yuishi トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本(ソフトカバー)
田中芳樹によるブックガイド。
少年時代に読んだ冒険小説、それもどちらかと言うと古典に属する作品群を紹介する。全体の三分の二は、ウェブで連載されたインタビュー形式の内容、後半三分の一は他の作家との対談という構成。

田中芳樹の読書量がすごい。
東西の古典的な冒険小説に縦横無尽に話が飛んでいき、なんとも楽しい。
作品間の関連性、時代背景の考察、翻訳版と翻訳時に翻訳者が加えた+α要素、ジュブナイル版と児童向けの文学全集等々・・
あ、そうか、こういう見方ができるんだ、という発見もあったりで、もう一度読んでみようかという作品がゴロゴロ紹介される。

後半の対談の相手は順に「ジョーカー・ゲーム」の柳広司、久美沙織、「うしおととら」の藤田和日郎。特に柳広司との対談は同じ穴のムジナ的にウマがあっていて、読書体験に関するこれまた楽しい対談を繰り広げる。

インタビュも含めて紹介される作品の一部を書きだすと・・
海底二万里、地底探検、三銃士、鉄仮面、西遊記、水滸伝、三国志、ソロモン王の洞窟、ガリバー旅行記、ロビンソン・クルーソー、ゼンダ城の虜、ドラキュラ、バスカヴィル家の犬、地底世界ペルシダー・・・まだまだ足りない・・・
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