この間、退職された勇ましい男性から次のような悩みを受けました。
「○○君、今時間あるかな。ちょっと側の喫茶店にいるんだけれど。」「分かりました。じゃ、10分後に。」…定年退職者の男性はこう言って、何と会社の近くの喫茶店まで慣れない私服でお見えだったのです。
「○○部長補佐、どうしたんですか?」すると、「いやー、まいっちゃったね。最初の2、3日間は良かったけれども…毎日女房よりも遅く起きるし…第一、○○君、俺さあ、私服なんてあまり考えた事ないんでね、これは定年祝に娘が買ってくれたシャツと合わせたつもりだけど、合うかな?」…「いえ、はっきり言って、その上下では合わないと思います。」
…こんな会話が続きました。要はその人は定年だけを考えて、その後の事柄を一切考えていなかった…人でした。
この本は、そうした団塊の世代の方々たちが、定年後をいかに「ときめいて活き活きと生きるかーときめきシニア」を現職のカウンセラーとしてご自身の定年以降を全く変えてしまい目標設定し直して、実際にそのとおりの生き方を実践しているという素晴らしい生き方をされている人からのアドバイス本、です。
本著では人間関係、人脈作りにまず焦点を当てておられますが、人脈の選び方、賞味期限、様々な人の声を聴く…等々、従来の「定年までの人脈への固執」を脱却して新たな人と新たな楽しい関係を創り出そう、それを十二支に例えてライフデザインをされております。
また「ときめきシニア」として「身仕舞いをする」「ものを捨てる」「こだわりを捨てる」「身を引く」という4大原則を守って生活するということ、更にその上で「好かれる楽しみ」「知り合う楽しみ」「育てる楽しみ」「お役に立つ楽しみ」「一歩譲る楽しみ」を味わう…そういう生き方を人生本番として指南してくれる本です。
定年を迎えてつまらない人、どう生きようかと悩んでいる人、とりわけ男性陣には必読の本ですね!