画力もあるし、ギャグの描写も結構面白く、個人的にはかなり楽しめる作品でした。
学園モノっていうのはあまりにも王道的な素材なのですが、そこに妖怪という
スパイスを入れたことでストーリーに幅が出ている点が新しいと思います。
ちょっと説明すると、主人公は人間なのにうっかり妖怪世界に紛れ込み、元の世界に
戻ることが出来なくなった、それからもうひとつ、ネタバレにならないよう伏せますが
人間と妖怪との恋愛を阻害するとある要因があり、単純に相手に恋したとか
好きなったとかだけではなく、好きな相手が出来てしまった中で、どのような選択を
することになるのか、というドラマが出来ています。
単に妖怪がでてきてドタバタコメディになる、といった方向性ではないところに
作者の意図を感じますので、決して妖怪学園ものという設定が安易だとか、
生かしきれていない、とは私は思いません。
また、ハーレム系で何がしたいのか分からないようなものではなく、主人公が
ヒロイン(?)に抱いている感情にクィア性があることも好感が持てました。
今後どういった展開になるか未知数ではありますが、期待したいと思います。