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とうに夜半を過ぎて (河出文庫)
 
 

とうに夜半を過ぎて (河出文庫) [文庫]

レイ・ブラッドベリ , 小笠原 豊樹
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 998 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

海ぞいの断崖の木にぶらさがり揺れていた少女の死体を乗せて闇の中を走る救急車が遭遇する不思議な恐怖を描く表題作ほか、SFの詩人が贈る、とっておきの21編。これぞブラッドベリの真骨頂!

内容(「BOOK」データベースより)

海ぞいの断崖の木にぶらさがり揺れていた少女の死体を乗せて、闇の中をひた走る救急車が遭遇する不思議な恐怖を描く表題作ほか、SFの詩人が贈る、とっておきの21編。

登録情報

  • 文庫: 480ページ
  • 出版社: 河出書房新社 (2011/2/4)
  • ISBN-10: 4309463525
  • ISBN-13: 978-4309463520
  • 発売日: 2011/2/4
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 204,175位 (本のベストセラーを見る)
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16 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫|Amazonが確認した購入
本なんか読むのめんどさいや・・とか、読書より映像方面や音楽やゲームの方がすんなり入り込めて夢中になれるから断然いい・・と思ってるあなたに是非読んで欲しい短編集です。本大好きなあなたならいうまでもなく。

ブラッドベリは10歳頃から毎朝必ず一つの物語を書くことを日課にしてきてきたというプロ意識溢れる天才的ストーリーテラーですが、あくまでも本質はプロットや性格描写やドンデン返しや会話やらストーリー自体にあるのではなく<言葉それ自身>のみずみずしい輝き(=表現力)にあるのだと私は思います。これしかないというくらいギリギリまで凝縮した短くインパクトのある言葉の数珠繋ぎで最大限の効果を紡ぎだすこと!・・それこそがブラッドベリさんの真骨頂でありアイデンティティでありあまたの作家からアタマひとつ抜けだし<誰にも似ていないオリジナルな作家>という称号を世界中のプロの作家や批評家から獲得した理由なのだと思います。

この短編集の『青い壜』『なんとか日曜を過ごす』『ある恋の物語』『とうに夜半を過ぎて』『板チョコ一枚おみやげです!』をとりあえず読まれることをオススメします。彼の言葉のマジックが、本を読むということの極上の魔法性が、きっとわかっていただけるのではないかと思いますよ。

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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 東の風 トップ100レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
 SF界最高の抒情詩人と謳われて久しいレイ・ブラッドベリの作品を、全部で22篇収めた短編集。原題『LONG AFTER MIDNIGHT』。原書は1976年刊行。邦訳は1978年に集英社から単行本で、1982年に集英社文庫から刊行されていまして、今回の河出文庫は、集英社文庫の復刊ということのようです。

 流石に初期の『刺青の男 (ハヤカワ文庫 NV 111)』(1951)や『太陽の黄金の林檎 (ハヤカワ文庫NV)』(1953)といった短編集で味わうことのできた、読む短篇の半数以上がきらきらと輝き、煌めいている珠玉の短編集、というわけではありませんでした。
 でも、いくつかの短篇で感じた魔法、詩情がたゆたい、幻想が織り合わされ、若かりし日への憧れが呼び覚まされる魔法は、やはりこの人ならではの味がするなあと、そんな思いに包まれましたね。

 本短編集では、「いつ果てるとも知れぬ春の日」「非の打ち所ない殺人」「ある恋の物語」「永遠と地球の中を」「板チョコ一枚おみやげです!」が、格別の味わい。どの短篇も、最後の2〜3頁に素敵な魔法のエッセンスがこめられていて、ファンタスティックな余韻が残ります。
 とりわけ、「いつ果てるとも知れぬ春の日」のラスト3頁の煌めき、永遠の憧れに満ちた文章の香りといったら! 名画のワンシーンでも見ているかのよう。くらくらっときちゃいました。
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