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とある飛空士への追憶 (ガガガ文庫) 文庫 – 2008/2/20

5つ星のうち 4.5 126件のカスタマーレビュー

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商品の説明

内容紹介

「美姫を守って単機敵中翔破、1万2千キロ。やれるかね?」レヴァーム皇国の傭兵飛空士シャルルは、そのあまりに荒唐無稽な指令に我が耳を疑う。
次期皇妃ファナは「光芒五里に及ぶ」美しさの少女。そのファナと自分のごとき流れ者が、ふたりきりで海上翔破の旅に出る!?
...圧倒的攻撃力の敵国戦闘機群がシャルルとファナのちいさな複座式水上偵察機サンタ・クルスに襲いかかる!
蒼天に積乱雲がたちのぼる夏の洋上にきらめいた、恋と空戦の物語。

内容(「BOOK」データベースより)

「美姫を守って単機敵中翔破、1万2千キロ。やれるかね?」レヴァーム皇国の傭兵飛空士シャルルは、そのあまりに荒唐無稽な指令に我が耳を疑う。次期皇妃ファナは「光芒五里に及ぶ」美しさの少女。そのファナと自分のごとき流れ者が、ふたりきりで海上翔破の旅に出る!?―圧倒的攻撃力の敵国戦闘機群がシャルルとファナのちいさな複座式水上偵察機サンタ・クルスに襲いかかる!蒼天に積乱雲がたちのぼる夏の洋上にきらめいた、恋と空戦の物語。


登録情報

  • 文庫: 344ページ
  • 出版社: 小学館 (2008/2/20)
  • ISBN-10: 4094510524
  • ISBN-13: 978-4094510522
  • 発売日: 2008/2/20
  • 商品パッケージの寸法: 15.2 x 10.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5 126件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 197,996位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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カスタマーレビュー

トップカスタマーレビュー

形式: 文庫
混血で疎外されていた飛空士が、その腕を買われて一国の命運の鍵を握る任務を受ける。
それは、敵包囲網をかいくぐりながら皇女を無事本国に連れ帰る、というものだった。

ストーリー展開はこの通りでほぼ一本道といっていいでしょう。身分違いの恋を育んでいく二人が主体となっていて、気持ちいいぐらいシンプルにまとまっています。

熱く感じたのが、全行程1万2千キロに及ぶフライト中に繰り広げられた空戦シーンです。多勢に無勢、性能でも劣る絶対的不利な状況でひたすら逃げ惑う主人公。撃墜寸前まで追いつめられること数度、まさしくシューティングゲームで味わったようなスリル感がここにあります。ラスト手前での一対一は読み応え充分で、オチが読めていてもハラハラドキドキでした。

また、お互いの身分ゆえになかなか正直に歩み寄れない二人をもどかしく思うのも一興でしょう。実直で不器用な主人公にはすんなり感情移入でき、葛藤する場面も上手く描かれてます。

このレーベルが創刊されて以来、一、二を争う作品だと思います。
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形式: 文庫
本作の他に、本を読んで号泣し、泣き腫らした記憶がない。
いわゆる感動ものといえば映画やドラマの印象が強く、私自身、本で涙を流した経験がなかったが、本書は私の常識を軽々と打ち破った。
序盤から終盤にかけて、巧みな文章も相まって時折ふっと笑みをこぼしながら楽しんで読んでいたものだが、終盤での秀逸な心情描写には思わず感極まり、嗚咽をもらさずにはいられなかった。本音としては、この本にこれほどの大感動は期待していなかった。楽しく読了できればいいと思っていた。終盤までも変わらずそう思っていたのだが、見当違いにリアルで優秀な文章はそうはさせてくれなかった。ストーリーそのものは他のレビューにもある通り、取り立てて非凡なものではなく、驚愕の展開が待っているというわけでもない。しかし、とりわけ筆者の文章表現が並外れている。それは違うだろう、というような不自然な描写が一つとして存在せず、また、陳腐な表現にならないようにと人物の心象をリアルに描こうとする作者の思いが如実に文字に現れ、それゆえ人の感情、思惑、行動の全てに確かな説得力があり、共感して物語にのめり込むことができる。ことさら少年少女の恋葛藤は読む者の胸を強く打ち、想定外の痛切さを持って物語を編み上げ、完成させている。
よって本作はライトノベルという枠を超えて、一小説として非常に高いレベルに達しているとの評価は妥当といえるのではないか。
少なくとも私の記憶に深く刻まれる作品となったのは間違いない。
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形式: 文庫
レヴァーム皇国皇子の許嫁ファナは敵国天ツ上帝国に命を狙われる。
ファナを敵国に見つからないよう隠密裏に皇子の下に送り届けるため
空艇騎士団の傭兵シャルルは敵国戦闘機群中を水上偵察機単機で
翔破せよと命令を下される。
かくしてファナとシャルルの夏の洋上の旅が始まった。

切なくて温かい物語でした。
一言で言うと、一方は次期皇妃、また一方は一介の飛空士であり
恋をしたけど結果的に身分の違いが邪魔した、という内容です。
もちろん一言で終わるような物語ではありません。
ファナの心的状況の描写やシャルルの葛藤が心に迫り、
加えて美しい洋上の情景を思い浮かべました。
互いに恋愛感情を抱いても身分の違いが故にその行く先は分かりきったものです。
それを二人はとてもよく理解しています。
ファナは未来の皇妃として国を導く立場にあり、シャルルは飛空士として仲間のため
国のために戦わなければなりません。
そんな互いの立場をよく理解し、真摯な気持ちで互いに向き合っているのです。
だからこそ身分の違いは絶対的でありうるのではないかと思います。
そんな二人の感情を恋と一括りにしてしまうのはもったいないような気もします。
もっ
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投稿者 chabo トップ1000レビュアー 投稿日 2011/8/27
形式: 単行本 Amazonで購入
ネタバレは避けたいので詳しく書きませんが、単行本は中が少し違います。
加筆されています。この加筆部分のために、私は単行本の方を強くおすすめします。

また単行本には本文中に1枚もイラストがありません。表紙も美しい物になっています。
この点も私には非常にポイントが高かったです。

ライトノベルと呼ばれる分野の表紙、また本文中に出てくるイラストに
気恥ずかしさを感じて手に取らないでいる人には是非これを手にとって下さい。
SFが好きな人、飛行機物が好きな人には少し?な部分も出てくるかもしれませんが
物語の美しさは秀逸だと思います。「夏への扉」とは異なる素晴らしい読後感がありました。
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