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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
意外なほどのほのぼのスローペース,
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レビュー対象商品: とある飛空士への恋歌 2 (ガガガ文庫) (文庫)
読み終えて思ったのが「へぇ、このペースで進むのか」ということ。始まったばかりの学園生活だけで本巻は終えている。もう少しさくさく進んでコンパクトにいくと思っていたので少し意外。クレアの哀しい過去話がありながらも、まさに青春真っ只中!という甘酸っぱい物語が読めて良かった。寮生活での仲間とのふれあい、飛空訓練での失敗といった生活感たっぷりの中にカルエルとクレアの淡い淡い恋模様の始まりが綴られていく。年齢相応の純情振りのためかちっとも進展しなさそうな印象もあるが、意識し過ぎて会話が弾まないクレア、気ごころが知れて言いたいことを言い合えるアリエル、どっちが理想の相手なのかな、なんてことも考えてしまう、微笑ましくて初々しい関係ができそうである。そして、今回も登場した『ゴムボートで一夜を共に』イベント(?)で身上を呑気に話すカルエルの姿に学園の噂が加味されてクレア(ニナ)の心情は揺れ動くばかりである。比べてカルエルの(良い意味での)能天気なヘタレ具合がなんだか憎めない雰囲気を醸していて、本巻に漂うほのぼのとした空気にマッチしている。親や義姉達から教わったことを忠実に守ろうとする姿勢も好ましい。アリエルの心情とその裏返しな態度も微笑ましく、これをクラスメイトからカルエルに知らせる演出もグッド。バンデラス先生やシズカ寮長といった面白い新キャラに加えて、謎の人物イグナシオ、いじめっ子少年ファウストなど、今後の鍵を握りそうなキャラもいて、カルエルを取り巻く世界が広がっている。そんなまったりとした進行の最後の最後に出てきた未知の国(読み手にとっては『追憶』の舞台となったあの国)の登場がドキドキワクワク感を増大させ、次巻を非常に楽しみなものにさせている。恋もバトルも本題はこれから、といったところだろうか。
28 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
ここから巻き返せるのか,
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レビュー対象商品: とある飛空士への恋歌 2 (ガガガ文庫) (文庫)
とある飛空士への追憶とは違い、完成度とか濃密さとかは全くないです。過去の場面では、相変わらず身も蓋もなく、冷徹で淡々とした描写が素晴らしいです。 しかし、現在進行、寮や学校での生活、訓練場面は手抜きというか、 推敲を重ね練り上げた文章とは呼べないものとなっています。 クラスメートたちの方言や好物など会話から滲み出るのは、 笑いや温かさではなく、痛々しい、もしくは遊びすぎだという感覚です。 成功に調子に乗ったのか知りませんが、これではゼロの使い魔劣化版みたいなものです。 ラストシーンでは反則気味の大波乱がありますが、これを機に次巻では巻き返せるのでしょうか。
38 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
追憶から・・・くずれる世界観,
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レビュー対象商品: とある飛空士への恋歌 2 (ガガガ文庫) (文庫)
私は楽しめませんでした。ええ、全くです。ああ、ごめんなさい。登場人物は変われど、「追憶」と共通の世界だと聞き購入。 完全なる追憶の新章、あるいは外伝として、それはもう楽しみにしながら読みました。 ところが、“設定”としての舞台は一緒でも、世界観は全くの別物。 正確には作者の描写(特に人物描写)が別物。 いや、ホントに別人が書いたかと思いました・・・ ああ、犬村先生。どうか、エキセントリックな言動と行動で、登場人物のキャラクター分けしないでください。 あなたの作品は飛空士シリーズしか読んではいませんが、「追憶」を読んだ時には、 きっと実力のある作家さんなんだと思ったものです。 でも、ごわすって!ラーメン(いや、アリーメン)って!枕投げって! どの時代の!?いや、どの世界の物語なの!?な、な、何なの?? まるで中学時代、私が授業中に勢いだけで書き連ねた小説もどきの設定ですよ?ああ、死にたい! もちろん。 長編小説には、緩急をつけることも大切です。 だから、今回が終始学園ものだったって問題ありません。 溜めの部分が大きければ大きいほど、盛り上がりも爆発的に大きくなるでしょう。 また、あの奇抜なキャラクターたちだって、今後の盛り上がりのためなら・・・何ら問題あるません!ありません! 奇抜さを愛してくれる読者だっているでしょう。きっといます!おそらく。 「追憶から読み始めたニワカ読者の私が弾かれただけの話です」 最後に。 これって、アニメ化の話でもあるんですか? ラノベってアニメ化が近いと、ストーリーの練り込みが甘くても出版するんでしょ? その辺、どうなんでしょうね? でも、ごわすはないな。
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