禁書目録外伝である「超電磁砲」ではあくまで御坂美琴視点であり、上条当麻視点の一方通行との決戦は描かれる事なく展開していくと思ってました。
でも「冬川基の描く上条VS一方通行」が観てみたいなあと一方通行編展開時から思っていた所思わぬ形で期待が叶ってしまいました。
普通に考えればすでに禁書目録で描かれている物をもう一度焼きなおすのはリスクがあり、利も無いと考えますが
冬川基先生の圧倒的画力と一方通行視点にした事。絶妙のアレンジによる再構成により展開が分かっていても緊張感を損なわない高密度の戦闘シーンに仕上がってます。
御坂美琴の絶望感が深く描かれてきた「超電磁砲」の展開も相まって「たすけてよ」の一言が重みを増した美琴の前に姿を現した上条の存在感はより増してます。
「部外者」感が否めなかった上条が「超電磁砲」により溶け込んできて「超電磁砲」が外伝を超えた作品に高まった感がしました。
今まで救われない状況の美琴に光が指し、安堵する日常へ物語が収束するには上条が一方通行を倒す過程をきちんと描くのは英断だったと思います。
私はコミックスで展開を追ってるので7巻でどう収束するのか分かりませんが期待を裏切らない展開になると待ちきれない思いで待ちたいです。
☆は個人的希望も叶った事と見事な美琴の心理描写と展開に5つを超えた6個つけてもいいと思います。