題名だけみるとそのてのビジネス本か?と思わせるが、サブタイトルを見ると審判のそれとわかる。岡田さん、上川さんよりも先にワールドカップ(86年メキシコ)に審判員としてたった著者による、審判員としての空気の読み方が記されている。自身の審判員の経験から興奮した選手との接し方、自身がどんな舞台に立っても平常心を作りムラのないジャッジを行う気の引き締め方など、あらゆるジャンルの誰もが役に立つ内容となっている。もちろんサッカーの話なので、それだけでも読み応えがある。特にジーコのつば吐き事件の当事者としてのエピソードなどはおもしろい。