著者は元コマーシャルモデルながら、米国カリフォルニア大学で加齢学を学んできた才媛です。
そして日本抗加齢医学会の会員さんでもございます。
2002年にはスイス・オメガ社よりかの黒柳徹子氏、緒方貞子氏らと並びオメガ賞「最も社会に貢献した女性」を受賞されたとか。
そんな凄いお方なんでですが、朝倉さんは抗加齢医学を実践しておられるのか実にお美しい、何より姿勢がいい。
このご本では最新の抗加齢医学の知見に基づき、男性諸氏に「活力向上」を丁寧に指南してくれます。
今流行の「婚活」ならぬ「男活」の勧めですと(笑)。
特に世の男性諸氏が最も関心の有る「性的能力と髪の毛」については、かなりのページを割いて詳述しています(第3章と第6章)。
そして、におい、歯、睡眠・・・。
私が注目の栄養の章では
・最後は小太りが一番長生き。
・コレステロールは健康の味方。
・お酒はやっぱり百薬の長。
・「肉はダメ、野菜はいい」は間違い。
・「昔の日本食がいい」は思い込み。
・カロリーリストリクション(CR)。
実に素晴らしい。
更には坪田教授(慶大医・日本抗加齢医学副理事長)が立ち上げた「カロリスジャパン」にまで触れているところ(72p)なんかは本当に凄い。
但し、69-71pの「砂糖を食べて痩せよう」の項だけは如何なものでしょうか。
やはり筆者は「ブドウ糖は脳にとって唯一のエネルギー源である」と信じ込んでおられます。
ここは明らかに間違いで生理学的事実ではありません。
脳はケトン体を利用出来ます。ハーパーやガイトンの教科書にも書いてある常識です。
だから人類は絶滅に至らずに済んだ。イヌイットもそう。
ここの勘違いが響いて星は残念ながら4つ。
「バイOグラのウソとホント」なんて項もありますよ、読んでのお楽しみ(笑)。
40歳を過ぎたオジさま方にお勧め出来る作品でございます。