この著者の本で選択される洋書や参考図書は非常に質が高く、今回の本ではいくつかの洋書をとりあげているということで楽しみに読み始めた。まだ日本語訳が出ていない本(2007年1月現在とのこと)を一部とはいえ英語で先に読めてしまうのはちょっと先取り気分でうれしい。何冊かのビジネス洋書と分類される本のなかから、「行動をするために洋書を読む」を目的として英文、内容共に素敵なトピックスを選択してあり、基本的に「英語で読む」ということに注力できるように工夫されている。ついつい日本語を読んでしまうものだけれど、厳密な訳文は載せておらず原文の理解のための日本文が添えられている程度なので、結局頑張って英語で読んでみることになる。ここらへんの工夫も著者自身が塾を運営しているからだろう。取り上げられている洋書の中から気に入った著者や本にトライしてみたくなるが、この本だけでもかなり旬な考え方(NLPや成功者の考え方、ビジネスのヒント)を拾い読みできる。とはいえ、「洋書でばりばり」といった肩肘張った堅苦しい感じはなく、優しい挿絵や実は情報いっぱいのコラムも楽しめて、どちらかというと気分良く前向きにさせてくれる。おすすめ。