まだあらすじがないみたいなので最初に漫画冒頭の文を。
和銅5年(712年)
豊穣の神より授かりし実りに感謝を捧げるために巫女達が祭祀で行ったとされる「大食い競技」
天地の恩恵を祭る彼女たちは人々に大変尊敬され「天壌宇迦産霊神子」
勿ち“天娘”と呼ばれた
これは“天”目指し食の道を駆ける少女たちの物語である
という事で、大食いが学生の伝統的な部活動競技として存在する世界での、天食祭という全国大会を目指す食い道部の女の子達(とマネジャーの男二人)の話です。週刊少年チャンピオンで囚人リクと共にかなり期待している新連載作品です。読み切りすら無い新人さんにしては絵とか上手いもんだなーと思っていたら、佐渡川準先生の元アシスタントだとか。言われて見れば絵も似てるような。佐渡川先生譲り?の活き活きとしたキャラ作りが良いです。
一巻はまだ部活動らしさは薄く、主人公の入部の話や作品の目指す大食いや各キャラクターを紹介するとても丁寧なプロローグ的ですが、それぞれのキャラが立っているからかなかなか面白かったです。女の子キャラはかわいいし男性キャラも愛嬌があって見てて楽しい。ちょこちょこ出てくる食事薀蓄も、詳しい人には常識なのかもしれないですけどよく知らない自分には割と楽しい知識です。
正直なところ、一巻が先に述べたようにプロローグ的で綺麗な終わり方をしていて、今後二巻以降がどんな話になるのかまだはっきりとはわからない部分がありますので、作品の評価としては現状では星4つにしておこうかと迷ったのですが、個人的には充分面白かったですし今後に期待できそうな作品なので、素直に読んだ感想として星5の評価にしておきます。
大食いをテーマにした漫画は偉大な先人がいるのでなかなか大変そうだなとは思いますが、雰囲気の違うものを色々読めるのは嬉しいですし、またこちらは少年漫画という事でそういう意味でも期待している作品です。