翻訳版の絵本をみるときは、かならず原書のタイトルや出版日をチェックしてしまいます。
ちなみに本書では「Too Many Mittens / 1958年」とありました。
50年以上も前にこんなすばらしい作品が出ていたとは!
全体的に古さは感じますが、そこがかえっていい味になっていますね。
さて、 話しの始まりは、男の子が、なくした赤い手袋を探し始めたこと。
そのことを知った近所の人達や知り合いが、次々に「これがそうでは」と
手袋をとどけてくれたので、家には赤い手袋がいっぱいになります。
それだけ出てくるということは、無くした人もたくさんいるわけですが、
そこで妙案の登場というわけです。
人から人への思いやりや親切心が赤い手袋をやりとりすることで視覚的に
描かれているのは絵本ならではの表現。
本書に赤い手袋を添えて贈り物にするなんて、一度やってみたいものです。
この作品はきっと50年後も読み継がれていることでしょう。