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てのひら怪談 庚寅―ビーケーワン怪談大賞傑作選 (ポプラ文庫)
 
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てのひら怪談 庚寅―ビーケーワン怪談大賞傑作選 (ポプラ文庫) [文庫]

加門 七海 , 東 雅夫 , 福澤 徹三
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 588 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

怪談やホラーの注目新進作家を次々に輩出して今脚光を浴びるビーケーワン怪談大賞の傑作を選りすぐった作品集、第三弾。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

加門 七海
作家。伝奇小説、フィールドワーク作品を中心に活躍

福澤 徹三
1962年生まれ。作家。怪談・ホラー小説を中心に、多彩な作品を精力的に発表。2008年に『すじぼり』で第10回大藪春彦賞を受賞

東 雅夫
1958年生まれ。アンソロジスト、怪談専門誌『幽』編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 275ページ
  • 出版社: ポプラ社 (2010/6/4)
  • ISBN-10: 4591118592
  • ISBN-13: 978-4591118597
  • 発売日: 2010/6/4
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
素人といえども年々レベルが上がっている。
はっきり言って玄人はだしだ。
これだけ内容が濃くてこのお値段(文庫にして正解)なら
即「買い」でしょう。
わたしは何度も再読して勉強させてもらってます。
このレビューは参考になりましたか?
形式:文庫
800字の怪談とひとくちに言っても、中を読むと、さまざまのタイプがあることがわかります。
実話風コワい話、怪異譚、幻想譚、といったところでしょうか。
個人的には、コワい話は好きですが、幻想的な話は、どうも……。
完成度が非常に高い話があって、それはそれですごい、とは思うものの、「好きか?」「もっと読みたいか?」となると、すなおにうなずけません。
「怪談」という言葉から普通に連想されるコワい話を期待している人は、少し身構えて読まれたほうがよろしいでしょう。

好き嫌いで星をつけて申し訳ないのですが、星三つです。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Lofa
形式:文庫
因果律を越えたところにも怖さがあるみたいです。

知ってはいましたが食指が動かなかった「てのひら怪談」ですが、1年ほど前
に古本屋でたまたま見つけた「てのひら怪談〈2〉」(古本なのに結構高かっ
た)に愕然としまして――、正直疑問符ばかりで何が良いのかさっぱり。無駄
金使っちまったと。まあ、確かに怖いものもあるんですが、酔った表現で満足
していたり、唐突に落として意味ありげだったり、非常に印象が悪かった。

読者不在に感じたんですね。「ほら、ちゃんと読み解けよ」と言われているよ
うで。なので「てのひら怪談〈2〉」レビューは茶化して、貶して、鬱憤晴ら
しの勢いで書いちゃいましたね。

それでも、まあ、怖い系は好きなのでやはりちょくちょくと目に付く。そして
目にする内にふと思ったんですね。自分は因果律が好きなのだろうと。日本人
は仏教思想や道教の影響が下地にありますが、「こういう原因で、結果こうな
った」と「恐怖」にも原因と結果を求めていたと気付いた訳です。まあ、簡単
に言えば「オチ」ている話がよいと。

この本は、原因に怖さを求め、結果に怖さを求めると、おそらく全然怖くない
話ばかりです。私の場合ですが――、「なんのこっちゃ?」でした。因果律に
忠実な事は、やはり美しいですしね。ただ、因果律を無視した先にあるものは、
混沌として掴みどころがない。実は、そこが怖い。理不尽でも傍若無人でもま
かり通る、というかそれが常態であること。当然、やはり人間の悲しさか、単
なる混沌ではなく、一見不条理の中にある人外の理を感じると特に怖いですね。

ふと思い出すのは、昔、粘着系の鼠捕りの上でネズミが死んでいた事です。
腹の皮も、足も、手も、至る所くっついて離れないネズミは、腹が裂けるのも
無視して粘着シートの上を這ったのです。最後は、内臓まで引き摺りだして無
残なものでしたが、鬼気迫る精神性が人の理解を越えていて驚愕したものです。
ま、例えが悪いかも知れませんが、私自身、人があずかり知らぬ精神性や理を
感じ取る事が、多少でも出来るようになってきたのかもしれません。

しかし、やはり自分とは合わない話も多いので☆5は勘弁。
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