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てとろどときしん 大阪府警・捜査一課事件報告書 (講談社文庫)
 
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てとろどときしん 大阪府警・捜査一課事件報告書 (講談社文庫) [文庫]

黒川 博行
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

漫才刑事たちに休息はないのか!?

「ようそんな口から出まかせを平気でいえますな。閻魔さんに舌ぬかれまっせ」
「かまへん。わしゃ二枚舌や」。
大阪府警の刑事たちが漫才そのものの大阪弁で事件を解決する。
フグ毒により客が死んだ事件に端を発する表題作をはじめ、下着ドロの意外な真犯人を描く「飛び降りた男」など、傑作短編全6編を収録。

内容(「BOOK」データベースより)

「ようそんな口から出まかせを平気でいえますな。閻魔さんに舌ぬかれまっせ」「かまへん。わしゃ二枚舌や」。大阪府警の刑事たちが漫才そのものの大阪弁で事件を解決する。フグ毒により客が死んだ事件に端を発する表題作をはじめ、下着ドロの意外な真犯人を描く「飛び降りた男」など、傑作短編全6編を収録。

登録情報

  • 文庫: 336ページ
  • 出版社: 講談社 (2003/6/13)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062737701
  • ISBN-13: 978-4062737708
  • 発売日: 2003/6/13
  • 商品の寸法: 14.6 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
大阪の朝日放送で部長刑事という番組があったが、この作品を原作にドラマ化して欲しかった。と思うくらい、普通の大阪人の刑事たちが主人公です。

作者は、一貫して大阪弁の、関西を中心にしたミステリーを書き続けている希少な存在です。東野圭吾や高村薫にしても、最初の頃は、関西を舞台に大阪弁をふんだんに使った小説を書いていましたが、やがて東京弁の小説を書くようになってしまいました。だから、尚更、黒川頑張れ!って言いたいね。

無論、謎解きとしての芯もちゃんとあって、尚且つ、会話が楽しいのです。
捜査会議で班長から、「そこのクロ・マメだまっとれ!」と怒られる刑事なんて想像できますか?

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8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By asano19
形式:文庫
本書は、著者のデビュー作「二度のお別れ」や「八号古墳に消えて」でもお馴染みの大阪府警の黒マメコンビが活躍する作品を中心にした6作品からなる短編集である。表題作の「てとろどときしん」(「河豚の記憶」を改題)は87年出と、いまから17年前の作品であることも本書を楽しむ要素となろう。黒マメコンビとは、大阪府警捜査一課の刑事である黒木憲造と亀田淳也のコンビである。作品の魅力ともなっているのが、二人の漫才のような会話である。亀田がホームズで黒木がワトソン役で、上方漫才よろしく、のらりくらりとした会話のなかから事件解決の糸口をたぐる。しかし、このコンビは盛名をはせない。ストレス社会の現代では、あくまでも売れない漫才師を地でいく二人に共感すら覚え、とても魅力的である。関西弁が大好きな書評子は、著者の作品を読むと癒されるのだ。ギスギスした満員電車の中でさえ、癒しの関西弁ワールドを局地的に展開してしまうという魅力的な作品である。
このレビューは参考になりましたか?
形式:単行本
大阪府警・黒マメコンビを期待して読み進んだのだが、「黒マメ」コンビによるのは表題作と「帰り道は遠かった」の2作だけで、他4作は登場刑事が違う。でも、どれもなかなか面白い。大阪弁の生き生きとした会話も良い。トリックも凝っていて推理小説初心者の私は騙されまくった。

只、軽妙な会話を充分に味わえるのは良いのだが、事件の結末の方は軽いノリでは終わらなくて、現代社会の暗部を突きつけられたようで、私には少々重苦しく感じた。刑事モノはよくあるTV時代劇のように、勧善懲悪スッキリコンとは行かないようだ。こちらの方がいつの間にか犯人や登場人物の方に肩入れしてしまっていたからかもしれない。普通の娯楽小説を読む気楽な気持ちで読み始めたので、読後ちょっと落ち込んでしまった。特に「ドリーム・ボート」は悲し過ぎる。

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