薄くて小さくてかわいらしい本ですが、よく見ると勉強になるページがたくさんありました。
新鮮な卵黄は生で与えてもいいけれど、白身は結膜炎や皮膚炎を引き起こすとか、キャベツ、かぶ、大根、ブロッコリーは少量なら整腸作用があるけれど、甲状腺に悪影響を起こす物質が含まれているので高齢猫にはやらない方がいい等。また、なす、ピーマン、ジャガイモはしっかりと加熱して少しだけ与えるなら消炎、強心、ガン抑制作用が期待できるけれど、関節炎、寄生虫のいる仔には向かないそうです。
猫たちに有害な植物も紹介されており(キケン植物ってたくさんあるんですね!)中でも月桂樹、アロエは一口食べただけでも危険らしいです。もっと早くこの本に出会いたかった。
議論の分かれるニンニクに関しては、ごく少量なら虫くだしになると書かれています。たまねぎとニンニクが犬猫に有害なことは有名ですが、たまねぎが大好物で一日に5,6個食べるワンコの話も聞いたことがあるので、大丈夫な場合もあるのかも。中央アート出版社から出ているネコの食事ガイドには、ニンニクはやはり少量なら虫くだしに使えるし、股関節痛のある仔には必要と書いてありました。
とても好きなレシピ本ですが、希望を上げるとしたら用語ごとに索引があったら調べやすくて更にうれしかったです。
著者はチロとさくらのクリニックという動物病院の非常勤獣医だそうです。どこかで見たことのある病院名だと思ったら、数年前、犬猫の殺処分をなくすためのDVDをネットで無料配布していた病院さんでした。(または虐待関連だったかもしれません。うろ覚えで申し訳ありません。今はこのDVDは在庫がないはずです)