ケンタロウレシピの魅力は何といってもシンプルさと大らかさ。
とにかく「料理って楽しいんだぜ」っていう雰囲気が最高。
だからよほどのことがない限り、あまり細かいところにこだわらないし、そんなところが素人衆にはとってもうれしい。
今回の「つまみリスト」は、まあ基本的な思想は変わらないんですが、これを「進化」と取るか「苦労」と取るかは評価の分かれるところかも。
1999年に同じ出版社から出された「ドカンと、うまいつまみ」という本があるのですが、いやこれはホントに名作です。
で、今回のレシピと比較すると個人的には「ドカン」の圧勝。
確かに「つまみリスト」はより洗練された感はあるものの、じゃあどっちのおつまみ作りたい?食べたい?となったら、これはもう答えるまでもありません。
例えて言うなら「ドカン」は居酒屋、「リスト」はダイニング・バーって感じですね。
居酒屋派の私はだから「ドカン」に軍配なんですが、女性にはむしろ今回の「リスト」の方がいいかもしれません。
とは言えさすがにケンタロウ。「これ、作るっきゃないでしょ」がちゃ〜んと随所に出てきます。