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つまみぐい文学食堂 (角川文庫)
 
 

つまみぐい文学食堂 (角川文庫) [文庫]

柴田 元幸
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

O・ヘンリーのライスプディング、カポーティのフルーツ・ケーキなど、一皿の表現が作品の印象を決めるような食にまつわるあれこれを綴った、柴田節光る異色エッセイ。吉野朔実さんのイラストつきでお届けします。

内容(「BOOK」データベースより)

つまみぐい、積もり積もればフルコース!メルヴィルの名作『白鯨』の揚げパンから、オースターの人気作『ムーン・パレス』のチキンポットパイまで、当代きっての名翻訳家でもある当店店主柴田氏が選りすぐった文学の中の食の数々。人の心を揺さぶる一皿を、主人公ならずとも、読んだら思わず食べたくなること請け合いの、極上のエッセイ。文庫版訳し下ろしボーナストラックつき。

登録情報

  • 文庫: 239ページ
  • 出版社: 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010/2/25)
  • ISBN-10: 404394330X
  • ISBN-13: 978-4043943302
  • 発売日: 2010/2/25
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.4 x 0.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Pipo
形式:単行本
(主として)アメリカ文学に出てくる食べものを枕に、作品を紹介するエッセイです。おいしそうなものから、これはどうか…というものまで、24のエッセイがメニュー仕立てで読者にサーブされます。

柴田氏の訳書は、どんなガサツな世界を描いていても日本語の品のよさが絶妙で心地いいなぁと思いながら手に取るのですが、このエッセイの中で紹介される作品の食をめぐるシーンの部分訳(ほとんどが氏の手になるものですが、他のかたの訳文も紹介されています)はもちろん、地の文も軽やかで品よく(さらに磨きがかかっているように思います)、すいすいと読み進められます。ゼーバルトやダイベックはひととおり押さえてらっしゃるというかたも、まったく手に取ったことがないかたも、さっぱりと楽しめるように思います。

加えて、装丁と構成がシンプルなようで凝っていてとても愛らしいのです。角川書店さん、ナイスデザインです。目次のメニュー仕立てにふふっと笑い、地の文が明朝体、作品の訳文が教科書体と、各ページに見た目でアクセントがついていることに嬉しくなります。吉野朔実氏の手になる表紙と口絵のラブリーさも2重マルです(巻末のあとがき対談も楽しい)。柴田氏?と思われるメガネ男性がほぼ毎回描かれています。

手にとってから読む途中、読後まで楽しめる1冊でした。大事に作っている(本当はどの本もそうだと思うんですが)作り手の思いもびしびし伝わってくるので、☆5つです。
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
さすが 2007/3/22
形式:単行本
確かに本の帯には「美味しいものばかりとは限りません。いや、むしろ・・・」と書いてある。
それなのに、なぜか私はキラキラした香ばしい料理を期待して読み始めてしまった。
それに有名な翻訳者、柴田さんの紹介なので、私がよく知らないアメリカ文学の世界に超魅力的に誘ってもらえるものと。
そしてそれは一部、間違いでした。
なんだか不味そうな料理がいっぱいです。
そして料理以上に、紹介されている小説の内容や登場人物もなんだか。
美味しそうな食べ物も出てくるけれど、変なモノの方が強烈で全体的にキラキラはしていないな。
「あとがき対談」で正にそのような効果をねらって書かれた本なのだ、と納得しました。
だからと言ってこの本がつまらない訳では決してなく、きちんとアメリカ文学へ誘われ、読みたい小説が見つかります。
最初に私がイメージしたキラキラした料理は「大草原のナントカとか赤毛のカントカ」とひとくくりに除外され、もっとずっとディープなラインアップ。
巻末に詳細なインデックスが付いていて、「あれ、あの話なんだっけ?」とか「あの作家のなんだっけ?」という事態にも対応可。
長くおつきあいしたい宝物系の本です。
エッセイ的な部分も楽しめます。
柴田さんが、よくするらしいご自身を小説の中に登場させる妄想が面白い。
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
柴田元幸さんのエッセイがちょっと好きで 食べ物がとても好きなので
読んでみた
メニューの体裁をした章立てで 数々の作品と作品中の食べ物が紹介される
食べ物を通して文学作品へアプローチということとなるので
「うわ〜 おいしそ〜」だけでは許されない雰囲気があり ちょっと胸焼けする
それに 不味そうな食べ物の方が生き生きと印象的に語られている気がするのは
気のせいかな
取り上げられた文章は柴田氏の新訳で 魅力的なものがあり ブックガイドとして
面白かった 現代アメリカ小説に興味がある人にはお勧めできる
宗教的、経済的制約の少ない日本と 他の国々との食べ物の意味の違いや
作品中に登場する食べ物に案外無関心な自分の読書態度などに気付かされた
また時々 ぱらっと開いて 気に入ったところを読みたいと思う 
そして 今まで自分が読んだなかで 最高においしそうな食べ物を数え上げてみたい♪
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