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つながり進化論―ネット世代はなぜリア充を求めるのか (中公新書)
 
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つながり進化論―ネット世代はなぜリア充を求めるのか (中公新書) [単行本]

小川 克彦
5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

物心つくころからネットが日常にある「ネット世代」。彼らの心情や行動は、前の世代と比べて大きく変わった。ツイッターで「夕飯食べよう」とつぶやけば、場所や時間はもとより、相手さえ曖昧なまま、夕食に誘うことができる。いまや恋の告白や別れ話もネット経由である。時に賢く、時に理解不能なネット世代のつながりを求める心情とは、どのようなものか―。通信技術の進歩と心情の変化の両面から解読する。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

小川 克彦
1954年生まれ。1978年、慶應義塾大学工学部修士課程修了、工学博士。電電公社~日本電信電話株式会社勤務(最終職はNTTサイバーソリューション研究所長)を経て、慶應義塾大学環境情報学部教授。専攻・コミュニケーションシステム、ネット社会学、ヒューマンインタフェース。著書に『デジタルな生活―ITがデザインする空間と意識』(NTT出版、2006。大川出版賞受賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 260ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2011/03)
  • ISBN-10: 4121021002
  • ISBN-13: 978-4121021007
  • 発売日: 2011/03
  • 商品の寸法: 17.2 x 11 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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内容にムラが 2011/5/15
By 倒錯委員長 トップ500レビュアー
  mixiやTwitterの爆発的な普及によって、人と人との「つながり」が変わろうとしている。本書は、つながりのメディアを現在のみならず過去にまで振り返って考察する一冊。構成は三部に分かれ、第一部でコミュニケーションメディアを技術史的に振り返り、第二部ではユーザー側の心情的側面にスポットを当て、第三部はこれからのネットメディアの在り方を考察する。

 印象としては、内容にかなりムラがあるとはいえるだろう。第一部ははっきりいって濃い。ケータイの第一世代から第三世代まで電波の使い方の進化や、パソコン通信からインターネットまでの歴史、ドメインやHTLMの仕組みなど、ネット利用者でもその大半が知らないはずのことが語られる。さらにテレビ電話やセカンドライフなどの失敗したサービスまで光を当てる。マニアックなキャプテンまで飛び出し、さすが黎明期からネットをやっていた人というだけありおもしろい。

 しかし第二部からの内容は、出てきた言葉で言えばややスイーツ(笑)。膨大な量の情報を即座にやりとりできるようになった現代の若者にとってのネット利用を、プラス面とマイナス面に分けて考察しているのだが、「そりゃそうだろうね」という予想の範囲をなかなか超えてくれない。ただ、恋人と別れたときTwitterで「別れた」とあえてつぶやき、気になっている人に気づかせるというテクニックだけはためになった。機会があったら使わせてもらおう。

 もともと技術畑の人というだけに「人」についての考察は少し軽薄という印象を覚えた。先述したようにマイナス面に触れてはいるものの、少し楽観的すぎるか。あと「あなたはリア充?」の質問に7割が手を挙げたという。どこのお菓子の国かと思えばSFC。スーパーファミコン、もとい慶応の湘南藤沢キャンパスじゃないか。このように、特定の集団内の価値観を全体化してしまうのもネットの怖さではないか。といってもガラパゴスとはこの著者も揶揄しているのだけれど…。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By たつなり トップ500レビュアー
つながり進化論と題する本書には、ネット世代はなぜリア充を
求めるのか、というサブタイトルがあります。

うん、それなら確かにおもしろいテーマですし、40代前半の
私は、青年期以降にネットが登場して浸透した世代なだけに
その辺はうまく理解できていない自覚があり、本書を手に取りました。

前半はそもそものネット環境の進化を電話(黒電話も!懐かしい!)から
紹介していき、パソコン通信の時代からツイッターまでが語られます。

そしてつながりの心情について若者に着目してプラスとマイナスに分けて
のべられるのですが、このあたりで、だんだん読んでいる方も、
当初の問題意識を失いかけ、「あれ?何の本だっけ?」となってしまいました。
ブックカバーを掛けているせいもあるかも知れません。

気がついてサブタイトルを見てようやく思い出したくらいですが、
結局このサブタイトルには正面から取り組まれないままに終わってしまった
感じでアレーーーっと思いました。

それは編集さんがつけたサブタイトルで著者のせいではないという反論が
可能なのは承知していますし、中身自体は楽しく読んだのですが、
これだけテーマを絞った副題はつけないで欲しかった。
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
ソーシャルメディア活用している学生が何を楽しくあるいは思うようにいかないかを感じているのかがわかります。
ネットがリアルを包含するようになるというくだりは目からうろこでした。ネットがリアルと不可分になるのなら、リアルとネットをどう身にまといどうアレンジして使いこなすかもその人の個性なのでしょう。ケータイを持ち忘れると感じる不安感に、中毒のような印象を持つのも事実なのですが。
ソーシャルメディアを使ってみようかとお考えの方にお勧めします。
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