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つづきの図書館
 
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つづきの図書館 [単行本]

柏葉 幸子 , 山本 容子
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,575 通常配送無料 詳細
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つづきの図書館 + 霧のむこうのふしぎな町 (新装版) (講談社青い鳥文庫)
合計価格: ¥ 2,184

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商品の説明

内容紹介

柏葉幸子と山本容子のコラボレーション!

青い鳥文庫のHPから生まれた、柏葉幸子の最新作ファンタジーと、山本容子の美しいイラストの最強コラボレーション!
感動まちがいなしの最高傑作!!

内容(「BOOK」データベースより)

「本をさがすんですよね。」「いやいや。本をさがしてもらいたいのではない。青田早苗ちゃんのつづきが知りたいんじゃ。」「本ではなくて、青田早苗ちゃんのつづきですか?」桃さんには、さっぱりわけがわからない。田舎の図書館でおこった、不思議なできごとに、司書の桃さんはいやおうなしに巻きこまれてしまいますが…。

登録情報

  • 単行本: 242ページ
  • 出版社: 講談社 (2010/1/15)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062160102
  • ISBN-13: 978-4062160100
  • 発売日: 2010/1/15
  • 商品の寸法: 20.8 x 14.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 91,605位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
児童書? 2011/6/27
形式:単行本
図書館の児童書のコーナーにありました。
恐竜図鑑を読みふける我が子を待つ間、ちょっと手にとってみたのですが。

これは全く参ってしまいました。
大人の棚にも置いとけよ!いや大人コーナーにこそ!我々乾いた大人の目にとまる場所に!
と司書さんに訴えようと思いましたがお忙しそうでしたのでやめました。

読後感は爽やかですが、登場人物たちとお別れするのが寂しくてしょうがないかんじ。
こんなに短い物語なのに。
つづきが知りたいと身悶えするような、心残りのあるお別れではないんですけれど、久々に本を読み終えてからしばらくぼーっとしてしまうような喪失感を味わいました。

作者紹介を見てびっくり。
「霧のむこうのふしぎな町」の作者さんだったんですね。
小学生の頃大好きだったのに、今の今まで忘れていた本です。
今度実家に帰ったら探してみるとしよう。
このレビューは参考になりましたか?
10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
「離婚歴あり無職」の女性が、伯母の介護のため故郷に戻ることに決め、小さな図書館に臨時採用がきまったところから物語は始まります。子どもの文学の主人公に対して固定観念を持っていなかったとしても、この作品の主人公、離婚歴のある中年女性ははかなり異色です。上橋菜穂子さんの「守人シリーズ」のバルサでも、30歳そこそこでしたね。

偏屈な館長のためか、山神桃さんが着任する前にすでに3人の司書がやめたらしい四方山市立図書館下山別館は、遠くから見ると、「ツタのからんだサイコロ」みたいなこぢんまりした図書館でした。どんなに小さくても図書館は、博物館と同じように、時間と空間がぎゅっと凝縮され詰めこまれた場所です。図書館の資料の中には、過去から現在までにわたる本ばかりでなく、極小の生物の世界から無限の宇宙まで網羅した資料があふれています。ですから、ファンタジーの場としてこれほどふさわしい場所はないでしょう。というわけで、この新任の臨時採用司書、山神桃さんにも突然不思議な出来事がおそいかかります。

本を読む側としては、その物語の内容が気にかかるのは当然のことでしょう。「次にいったい何がおこるのか」「結末はどうなるのか」という思いにかられて、私たちは物語に熱中します。ところが、この作品は、本の中の登場人物が読んでくれた人の「つづき」が気になって、こちらの世界に現れでてしまうのです。

ある日、本の整理に図書館の二階に上がっていった桃さんは、突然声をかけられました。「つづきがしりたくてたまらん」と。なんと声の主は絵本の中から出てきた「はだかの王様」で、「青田早苗ちゃん」の消息を知りたいというのです。そして、桃さんは、青田早苗ちゃん探しにのりだします。早苗ちゃんの捜索が終わり、やれやれと一息つく間もなく、つぎつぎと、絵本の中の登場人物が捜索依頼をしてくるのです。

人捜しの中で、なぜ、その人物を探さなくてはならないのかという必然性が徐々に明らかになり、最終的には、桃さん自身の抱えていた問題も明らかになるという運びは、常套的であるともいえるでしょうが、ひねりも効いていて、あざやかです。また、絵本から出てきた登場者が気にかける子どもたちの抱えている問題が「いま」を映しだしている点では、たのしく読める作品ではありつつ、人間関係の複雑さや関係の不可避性に思い至らせ、考えさせます。だからこそ、おもしろいのかもしれません。

「はだかの王様」をはじめとする個性的な人物造型や登場者と桃さんとのやりとりなどゆきとどいた描写の細部が楽しい作品です。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
大人も感動 2011/2/8
形式:単行本
主人公は40歳も過ぎた独り身、わけありの桃さん。
友達も少なく、世の中を器用に渡ってきたとは思えない「うすぼんやりした」性格の持ち主です。
(今まで付き合いのなかった)入院中のおばさん・杏さんの住む四方山市の福祉課から
身寄りはあなただけなので、世話をしてもらえないかと連絡を受け、
家族で逃げるように飛び出した故郷に、しぶしぶ戻ってくるところからお話は始まります。

この田舎町で、桃さんは、おばさんの伝で図書館の司書の職につき、
大好きだった本に囲まれて暮らすことになったのですが、
なんと、本に描かれている登場人物たちが、
かつて読み手であった人間のその後(つづき)が知りたくて
桃さんのいる現実の世界に舞い込んで来ます。

「はだかの王様」の王様や「おおかみと七ひきの子やぎ」の狼、「うりこひめ」の座敷わらじたちが
心配でたまらない子供たちのその後の人生を追って来るのです。

ストーリーもさることながら、
大人の事情の中で、もがく子供たちに心が揺れ、
達観した杏さんの言葉に一際感動しました。

桃さんが、子供たちのつづきの人生に触れ、
不思議な仲間たちとにぎやかに暮らす中で、
大きく変化していくくだりもいい。
「だれかを好きになると、毎日がたのしいということにも気がつきました。」
のお手紙の一文もいい。

桃さん自身の「つづき」人生に触れ、クライマックスの展開に驚き、
しみじみ読後の余韻を楽しませていただきました。
ジブリのアニメになりそうな不思議な世界観のある日本のお話です。
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