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つげ義春コレクション 大場電気鍍金工業所/やもり (ちくま文庫)
 
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つげ義春コレクション 大場電気鍍金工業所/やもり (ちくま文庫) [文庫]

つげ 義春
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 798 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「大場電気鍍金工業所」から「別離」まで、自伝的色彩が強く投影された作品9編を収録。少年時代から青年時代までの貧乏と悲惨を、著者独特のユーモアを交えて描く。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

つげ 義春
1937(昭和12)年、東京葛飾生まれ。小学校卒業とともにメッキ工場に勤める。その後職を変わりながら、職業としてマンガ家をめざし、1955(昭和30)年に単行本『白面夜叉』で本格デビュー。貸本マンガや子供向け雑誌で活躍。1965(昭和40)年から「月刊漫画ガロ」に作品を発表し、じょじょに注目を集めるようになる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 353ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2008/11/10)
  • ISBN-10: 448042542X
  • ISBN-13: 978-4480425423
  • 発売日: 2008/11/10
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
悲しいかな最後のつげマンガになってしまうであろう「やもり」「海へ」「別離」の三部作を含む、自叙伝的色彩の強い作品を集めた巻です。
「池袋百点会」「下宿の頃」「隣の女」「義男の青春」のようなつげの軽さがよく表れたマンガもあり、地味ですが好きなセレクションです。また、子供時代のことはエッセイでは多く取り上げられていますが、マンガとなったのはここに収録された「やもり」くらいで、そういった意味でも読んでおくべき本だと思います。
収録は、大場電気鍍金工業所、少年、海へ、やもり、下宿の頃、義男の青春、池袋百点会、隣りの女、別離 です。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Isolde
形式:文庫
本書の「解題」によれば、作者の自伝的色彩が強い作品集とのこと。

貧困、格差、DV、子どもの虐待が、蔓延していた戦後の東京の下町。
貧乏な母子家庭の子どもの、「生きる」とことの大変さと必死さ。
赤ん坊を背負って海産物の行商をして一家を支える母。
兄弟で耐える空腹な夜。
義父からの体罰と虐待。
小学校を終えてすぐ、当たり前のように就職した町のめっき工場。
漫画家になって後の、行き当たりばったりのアルバイトや、女性の「ヒモ」のようなことをして食いつなぐ生活。
失恋と自殺未遂。

読んでいて、胸が締め付けられ、切なくなることもしばしば。
「生きる」ということは、計画どおりにいくものではない。
きれいごとだけ語れるわけがない。
そのころより格段に豊かになった現在でも、それは変わらないのではないか。
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By saroshi
形式:文庫|Amazonが確認した購入
著者の少年・青年時代の自伝的物語をまとめた一冊。
全編通して、悲哀に満ちている。貧乏と漫画と、恋と仕事と。
読んでいたら、たまらなく切ない気持になってきた。物語の中の「昭和」にやってきたような気分になる。
けれどどこかに人を救う光のようなものがある。
この漫画の中にある。
それはなんだろうと思い考えていたら、ああ、人情だ、と気づいた。
この漫画の中には至るところに人情がある。
悲しい話ばかりだが、それを補うほどの人情に満ち溢れている。だから読んでいて、悲嘆に終わらない。
少しだけ、昭和が恋しくなる。
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